概要
『成恵の世界』の登場人物。
CV 菊池志穂
成恵の小学校時代のクラスメート(現在は別の学校に通っている)で、今は亡き祖母が遺した古本屋「時台屋」の主人。物静か・おしとやかで物腰柔らかく本好き。一方で常に猫の「ぴーとさん」を連れて歩き、ネコ語すら操る超越系の不思議少女でもある。眉毛以外の見た目と性格が、祖母の若い頃に酷似している。
成恵たちの同級生である新田昭は従弟にあたり、彼の事を「あーくん」と呼んでいる。
なお自らの家である「永岡家」は明治期より地元に根差して多くの産業を興し多角経営を果たした資産家の家であり「時代屋」そのものは永岡家にとっては四季の祖母の実家の祖業(本祖業ではなく外戚業)であるため本業ではない。現状では「時代屋」の運営は四季の趣味の側面が大きく、採算が見込めていない事から、祖父や親は常に廃業を考えており、四季はそれを必死に押し止めている状況にある。
身分だけを見れば「浮世離れした名家生まれの深窓のお嬢様」だったりするが、曲がりなりにも時代屋の運営者(客商売の経験者)でもあるため、あまりそのような(お嬢様めいた)面は見られない。(浮世離れはしているが)
接客にメイド服を着ている事が多いが、これは以前に四季の祖母が、かつて地元に帰る大学生(男性)のコレクションを「実家に持って帰れないけど捨てるのも忍びない」と泣き付かれて譲り受けたもの。四季の祖母自身は当初は「服飾は専門外」として断ろうとしていたが、尋常でなく泣き縋られた果て「人助けのつもり」で意味も価値も知らずに引き取っており「可愛い服だから孫娘(四季)が着たら可愛いし喜ぶだろう」と考えていたという。
コレクションであるため、もちろん他の服もあり、ラインナップはバニーガールだのナース服だのと明らかに業の深いものばかり。(四季自身は何も知らずに喜んで着ている)