飯塚和人
いいづかかずと
オタクだって人間じゃねぇかぁ!!
CV:阪口大助
『成恵の世界』の登場人物。同作の主人公。
同じく『成恵の世界』の主人公(ヒロイン)である七瀬成恵の彼氏。
同作におけるメインの語り部。
特に作品初期は彼の視点から物語が紡がれている事が多い。
名前の「和人」の名の通り、人々の「和」をもって良しとする心優しく大人しい少年。
プログラム開発(作中ではJavaScriptを使用していた)に適性を持ち、周囲の気配りもそれなりの文理系気質。(ただし後述するようにライトオタクであるため理系気質が若干強い部分がある)
行動に対しては、まず状況判断と思考から入るため簡単に行動に移すことは無いが、常に機会をうかがい「ここ一番」のチャンスは決して逃さず決定的な踏み込みには全く躊躇しない。ある意味では確実性を持つ計算高い人物とも言える。
そのため体育会系気味ですぐに実力行使や吶喊を行おうとする成恵とは好対照であり、ほぼ彼女のブレーキ役。また当初は周囲を拒絶していた成恵と周りの人々と繋ぐ架け橋として機能している。
その事から人との付き合いに難があった成恵にとって、かけがえのない「彼氏」「恋人」になっていく。
成恵に対する想いは良くも悪くもガチな本物。
それがどれほどものもかというと、初期には心理操作を得意とする機族である朝倉鈴の心理操作パルスに抵抗し、しまいには鈴を機械負荷過大でオーバーヒートさせるレベル。(ぶっちゃけ普通の人間には一瞬の抵抗すら不可能とされるものに、抵抗した上であまつさえ打ち勝った事になる)また、この事から鈴をはじめとする多くの機族たちから敬意に値する者として一目置かれている。
『魔砲少女四号ちゃん』のファンで、ライトなオタク気質。
アニメの視聴は欠かせずガチャフィギュアも回すガチ勢だったりする。
ただし成恵と交際し出してからは、優先順位が成恵になっているので、熱心だった視聴も録画で済ませる事が多くなり、再放送などは見逃しても特に何も思わないレベルにまでなっている。