池内明彦
いけうちあきひこ
1983年8月5日生まれ。広島県サッカー協会所属のサッカー審判員、プロフェッショナルレフェリー。
高校時代サッカー部に所属しながら、審判員の資格を取得。山口大学在学中には2級審判員の資格を取得。
卒業後の2008年1月、1級審判員の資格を取得。翌2009年からはJリーグの試合を担当し、2014年以降はJ1リーグも担当。
2021年2月1日、日本サッカー協会東京プロフェッショナルレフェリー契約を締結。
2023年12月2日のJ1昇格プレーオフ決勝・東京ヴェルディ対清水エスパルス戦、清水リードの1-0での試合終盤、東京VのFW染野唯月に対してスライディングタックルをした清水DF高橋祐治に対してファウルをとり、東京VにPKが与えられPKを染野が決め1-1の同点となりそのまま試合終了。年間順位が上の東京VがJ1昇格を果たした。
これにより高橋のInstagramは誹謗中傷が殺到、高橋の妻である高城亜樹のインスタにも中傷コメントが書き込まれる羽目になり、高橋は「僕に誹謗中傷してもいいですが、妻にはやめてください」と注意喚起。清水は公式サイトで注意喚起し、法的措置も検討すると発表した。
渦中の中、12月6日、DAZNでJリーグの判定を検証する番組「Jリーグジャッジリプレイ」が配信。元国際審判員の家本政明が
「個人的には、どちらかというノットファウルのように感じる。(染野が)左足を軸足にして右足でボールをコントロールするというよりは、高橋選手が来ているのを分かった上で高橋選手のタックルに対してブロックする印象を持つ。いわゆるイニシエート(自ら接触を起こしファウルを誘発、または接触が起きる原因を意図的につくる行為)という動きの印象を僕は持つ。イニシエートに近い行為だったと思う」
と誤審である可能性を指摘した。