説明
本来の意味
お互いの欠点や秘密などをあげつらう醜い争いのことである。
歌舞伎の舞台上で泥田を作り、その中で泥まみれになって立ち回りを演じたことに由来する。
役者同士が泥の中で入り乱れる様から、醜い争いを指すようになった。
ちなみに「泥試合」と書くのは誤りだが、雨天の中のサッカーやラグビーの試合や、泥レスを字面からこう呼ぶこともある。
本来の意味でスポーツ関連に使う場合は、乱闘などのいかにも危険な状況で使うのがいいだろう。
転じた意味
時代の流れと共に、内容が良くない上になかなか決着が付かないイライラする仕合(試合)などのことも指すようになった。
ゲームなどでは選択キャラ同士の相性が互いに悪く、遅々としかダメージが入らない対戦等のことを指す。
塩試合は内容が良くなくてもさっさと終わってくれれば良いが、泥仕合は本当に時間の無駄であり徒労感が大きい。
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塩試合:主にプロレスで使われる用語で”つまらない試合”を意味する。内容がしょっぱくてもさっさと終わってくれれば泥仕合よりはマシである。