渋柿

しぶがき

果物の柿の実の内、そのまま食べると渋いもの。著名な品種では「西条」や「愛宕」など。

概要

カキノキ科カキノキ属の柿の実の内、果肉に水溶性タンニンを含み、そのまま食べると強い渋味を感じる実の総称。そのため、通常はアルコール度40%以上の焼酎や炭酸ガスを用いてタンニンを不溶性に変化させて渋味を抜く。また干し柿に加工しても渋味は消える。

転じて、（渋柿を食べた人の様子から）性格が気難しいまたは面白くない、または渋味が上手く抜けない様から物事が上達しない、垢抜けないなどの意味でも用いられる。

関連タグ

柿　甘柿…こちらは熟す段階でタンニンが自然に不溶性に変わり、そのまま食べられるもの。

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