概要
大正14年(1925年)2月27日生まれ、東京府(現東京都)出身。
2024年8月現在、生前の渋沢栄一と面識がある人物で存命している最後の子孫である。いわゆる白寿を迎えた現在も現役バリバリの渋沢家当主であり、MRAハウスなど複数の団体の役員である。
ただ、私生活では2016年2月に長男の雅明が雅英に先立つ形で死去し、2017年8月に妻が長男の後を追う形で死去するなど、順風満帆ではないつらい日々も続いた。
穏やかな笑顔が特徴的だが前橋陸軍士官学校卒のバリバリの軍人であった。第二次大戦終戦後は栄一同様、平和の為に力を尽くした。
栄一を題材にした大河ドラマ「青天を衝け」最終回では自身の幼少時代も描かれている。主役の栄一を演じた吉沢亮と仲が良く、吉沢亮の雑誌の連載最終回に呼ばれる程である。
また、跡継ぎとなる長男を失ったため現在は娘(雅明の姉)の田鶴子が雅英の後継者となっている。
また、2024年9月には小池百合子都知事と渋沢史料館にて懇談し、小池知事から江戸切子のグラスを記念品として贈られその長寿を祝福された。また、2024年9月現在では99歳という高齢でありながら、補聴器を使用していない。また、2024年10月現在も入れ歯を一切使わず、全て自分の歯である