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滋賀ユナイテッドベースボールクラブ

しがゆないてっどべーすぼーるくらぶ

滋賀県を活動拠点とするプロ野球独立リーグの球団。本記事では後身「オセアン滋賀ブラックス」「滋賀GOブラックス」も扱う。
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概要編集

滋賀県を活動拠点とするプロ野球独立リーグの球団。

運営会社は2015年12月に設立され、2016年3月に2017年度からのリーグ戦参加を前提として「滋賀県民球団」の準加盟がベースボール・チャレンジリーグ(BCリーグ)より承認。2016年6月、2017年シーズンからのリーグ加盟を正式に決定。同時にチーム名が「滋賀ユナイテッドベースボールクラブ」に決まった。


BCリーグ時代編集

2017年度はリーグの西地区(ADVANCE-West)に所属、初代監督に、上園啓史(元・阪神タイガースおよび東北楽天ゴールデンイーグルス投手)が就任。

この年は前期・後期とも最下位だったが10月のプロ野球ドラフト会議で、山本祐大が横浜DeNAベイスターズより9位で指名を受ける。


2019年シーズンはパートナー契約に基づく命名権により、「オセアン滋賀ユナイテッドベースボールクラブ」に改名。


2020年、運営会社名を「株式会社滋賀ユナイテッド」から「株式会社オセアン滋賀」へ変更。チーム名を『オセアン滋賀ブラックス』に改名。

監督は2018年に元読売ジャイアンツ松本匡史、2019・20年には千葉ロッテマリーンズ等で活動、前年松本が体調不良の蔡に監督代理を務めた成本年秀ら選手として実績のある人物が就任したが成績が振るわなかった。


2021年、育成コーチだった柳川洋平が監督へ昇格した。柳川は高校卒業後、社会人野球新日本石油ENEOS・クラブチームの西多摩倶楽部・BCリーグの福井ミラクルエレファンツを経て2008年育成3位で福岡ソフトバンクホークス(後支配下登録、2012年引退)に入団した。引退後、高校の先輩である黒田翔一が経営するゼネコン・オセアン(後の運営会社の親会社)の傘下の少年野球で指導していたが2019年に育成コーチとして就任していた。

運営母体の変更後は練習環境の確保に努め、また監督就任後チームも3人を除いて選手を入れ替えたことから西地区優勝を達成。プレーオフ決勝ラウンドで群馬ダイヤモンドペガサスに対戦したが成績1勝3敗、リーグ優勝はならなかった。


日本海オセアンリーグ時代編集

2021年9月1日、来シーズンのリーグ不参加と、西地区4チームによる新リーグ『日本海オセアンリーグ』を結成することを発表。これに伴いオセアンは滋賀球団の運営から離れ、球団名からも「オセアン」を除去、『滋賀GOブラックス』へ再度改称する運びとなった。

2022年は1位で終了したが、シーズン終了後滋賀県内の別企業に事業を譲渡するとともに、その準備期間として2023年は活動を休止する方針となった。


余談編集

因みに運営会社は2017年2月に滋賀県大津市で創設された『マッチーズFC』のトップチーム統合、名称を滋賀ユナイテッドMFCに改名して将来のJリーグ入りを目指したが、2019年4月に社会人サッカー事業を新設された「SHIGA CITY株式会社」に譲渡、経営から撤退。名称を『SHIGA CITY FC』に変え、ホームタウンを滋賀県大津市へ変更しJリーグ入りを目指すことになったが、2021年2月に『昨シーズンをもってトップチーム解散』が公式サイトに発表された。


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