火薬類のうち、砲弾(榴弾)や爆弾の内部に充填(封入)される爆薬を指して“炸薬”と呼ばれる。
発生させた破片によって人員や機材・兵器類を殺傷するのを目的とした砲弾(爆弾)をその爆発によって炸裂させるためのもので、近代では主に高性能爆薬が用いられている。
よくある誤解
商業作品も含めた様々な創作では時折、実体弾火砲の発射方式に“炸薬式”と表記される事があるが、炸薬は砲弾を「爆発」させる“爆薬”なので、炸薬式とするのはとんでもない大間違いである。
砲弾を発射するのに用いる火薬類は、“発射薬”や“装薬”であり、“炸薬”とは全くの別物なので注意が必要。
ちゅーか発射に炸薬使ったら砲こわれる。