「無防備地域宣言」運動を解説するマンガ「無防備マンが行く!」に登場する、中年男性扮するキャラクター。平日はサラリーマンで、「無防備万作」という本名が設定されている。
平和のために戦争反対のデモに参加する傍ら、世界に無防備地域を作るため、中学生を啓蒙している。
「無防備地域宣言運動」という、一切の軍備を排除することで平和が実現すると考える思想に基づいて作られた作品であり、市民団体「無防備地域宣言運動全国ネットワーク」の公式ブログ上で連載されていた。
批判
「こっちが無防備でも相手が攻めてきたらどうするんだよ!」というツッコミが当然多数あり、また根拠となる「無防備地域宣言」が実際の戦争ではほぼ実効力がないことから、「偽善的」「過度な理想主義」として多くの批判をあびた。また本作のバックである「無防備地域宣言運動全国ネットワーク」についても公安調査庁が公開資料で「過激派」としてみなす団体との繋がりを指摘している。また連載版ではイスラエルについて「ユダヤ人が勝手に作った国」」と断言するなど作者の偏った見方も表れて批判をあびた(この台詞は現在修正済み)。
これらのことから無防備マンをエセ平和主義の象徴として揶揄したマンガも数多く、インターネット上では無防備マンをバカにする風潮が非常に強く、パロディ・コラージュも多数作られている。
(上記の記事は「はてなキーワード」より抜粋、編集しております。)