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くまの
1930年代後半に日本海軍が建造した最上型重巡洋艦。艦名は「熊野川」に由来する。
太平洋戦争では第二艦隊第七戦隊の旗艦を務め、マレー上陸作戦、バタビア沖海戦、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島の戦いなどに参加。
1944年10月25日のサマール沖海戦で、米駆逐艦ジョンストンからの雷撃を受け、艦首を破壊される大損傷を負う。その後約1か月、本国へ帰還しようと懸命の努力を図るも、1944年11月25日、ルソン島サンタクルーズ湾にて、米空母タイコンデロガ艦載機の攻撃により遂に力尽き、沈没した。
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