概要
講談社『週刊現代』にて1998年から連載されていた柳沢きみおによるサラリーマンとアクションをテーマとした長編漫画及びTVドラマシリーズ。
続編に『新・特命係長 只野仁』・『特命係長 只野仁 ファイナル』・『特命係長 只野仁 ルーキー編』・『特命課長 只野仁』がある。続編は日刊ゲンダイやヤングマガジン系列にも連載された。
原作では後味の悪い結末が多いのだが、ドラマ版では救いのある内容に改変されている。大まかな設定は同じだが細かい部分で展開に変更が加えられている。
(以下ドラマシリーズについて記載)
2003年よりテレビ朝日系で連続ドラマや単発ドラマとして定期的に放送、または配信している。
主要人物
只野仁(ただの じん)
演 - 高橋克典
詳細は個別記事で→只野仁
坪内紀子(つぼうち のりこ)
演 - 櫻井淳子
電王堂秘書課。本作におけるヒロイン的存在のひとりで会長付の秘書。本人は知らないが、30年ほど前に黒川が今の妻と会う前につき合っていた女性との間に産まれた子供。このことを把握しているのは黒川、只野と人事部長のみ。東亜女子大学卒業生。
森脇幸一(もりわき こういち)
演 - 永井大
電王堂メールボーイ。只野の部下であり後輩。美人に弱いスケベな性格でたびたび只野からツッコまれる。
原作・ドラマ共に身長は只野より高いが格闘センスは皆無に等しく運動能力も低い
黒川重蔵(くろがわ じゅうぞう)
演 - 梅宮辰夫
電王堂会長。業界の表と裏を仕切る豪腕会長であり、社内外の表沙汰にできないトラブルを解決するため、只野に特命を下す。