概要
「週刊少年マガジン」(講談社)にて1978年3月19日号から1980年3月11日号まで連載された。作者は柳沢きみお。
高校進学を機に上京、日本を離れている叔父夫婦の留守を預かるという格好で彼らが住んでいた一軒家で生活する事になった田代勇介と、ひょんな事から勇介が留守を預かる家に居候する事になった山葉圭、さらには勇介のことがちょっと気になる杉村秋美の、三角関係を中心に描いた。
続編として「マガジンスペシャル」(こちらも講談社)に掲載された『新・翔んだカップル』、講談社からの単行本書き下ろしという形で発表された『続・翔んだカップル』が存在する。
さらに3人の子供まで登場する『翔んだカップル21』なる作品も存在する。「週刊漫画アクション」(双葉社)にて連載された。
テレビドラマ
フジテレビの手によって2度テレビドラマ化されている。
連続ドラマ
1980年10月3日から1981年4月10日にかけて放送されたが、この作品が放送された金曜19時台前半はローカルセールス枠であったため、系列局でも放送日時差し替えや本放送終了後の集中放送実施ならともかく放送自体行わなかった系列局も少なからずあった。出演は芦川誠、桂木文ほか。
撮影中の台詞のど忘れ・言い間違いや演技ミスをあえて晒した番組の元祖とされている。また、これだけまとめたものも2本作ってしまった。そのため、本来であれば全25話なのだが制作本数は27本になってしまっている。
この作品の評判が良かった事から『翔んだライバル』や『翔んだパープリン』というタイトルの青春ドラマが制作・放送されているが、いずれも本作とは一切関係はない。
単発ドラマ
1984年1月と7月の二度にわたり、月曜ドラマランド枠にて放送された。出演は永瀬正敏ほか。