猪熊滋悟郎
いのくまじごろう
CV:永井一郎
猪熊柔の祖父で、劇中で最もインパクトのある人物。登場時は73歳。語尾に「ぢゃ」が付くのが特徴。至って小柄な体格(柔よりずっと小さい)だが、年齢を重ねてもなお、ジョディに戦わずして負けを認めさせ、テレシコワの左腕を極め、男子日本代表選手を投げ飛ばす実力を持つ実力者。1935年から1939年にかけて全日本柔道選手権大会5連覇(自称6~8連覇。気分によって変動するが、5連覇を最後に戦争によって大会が中止している)の実績を持つ。段位は七段(自称八~十段。気分によって変動)。
現在は自邸の一室で接骨院を経営、かなりの荒療治をしたり、イモリなどを煎じた怪しげな薬を処方したりするが、松田のバイクによる脚の負傷を2ヶ月で完治させたりと腕は確かなものがある(名刺の肩書を見ると全国接骨医協会の副理事とある)。ちなみに、接骨院にいるときは白衣姿である。
1914年に山形、庄内地方に生まれる(JIGORO!第2話で、1935年の大会前に21歳と名乗っておりそこから逆算。また、そこで憲兵に庄内米を振る舞おうとしていた)。1934年に柔道の師、牛尾馬之助を慕って上京し、彼の訃報に号泣していた所、一人娘のカネコに出会い一目惚れ。彼女のため道場再興に奔走し、その人柄が認められ、大会終了後に晴れて彼女とは許婿の関係となる。
二人は結婚し(大東亜戦争勃発前に、熱海へ新婚旅行に行ったエピソードを柔に話しているシーンがある)、彼も全日本柔道大会5連覇など輝かしい成績を残すものの1940年に応召、南洋に出兵(最終階級は伍長)のため大会記録が途絶える。戦後はオリンピックで柔道開催を実現できるよう尽力した。一人息子に虎滋郎(柔の実父)がいる。
しかし、最愛の妻カネコは1972年に逝去(アニメ19話で、十五年目の命日と発言)。息子の虎滋郎は玉緒と結婚し、そして一人娘の猪熊柔が誕生しているが、柔が5歳のときに息子が家出。なお、カネコは柔と顔が瓜二つであり、特別編「JIGORO!」でその姿を拝むことができる(柔が物心付く前に亡くなっているので、彼女は遺影しか知らない)。
他人物との関係
柔は孫娘の関係にあたるが、基本は二人暮らしなので、実の娘のように思っている。一方、柔道をいやがる柔を柔道漬けにさせようと企む策士でもあり、なにかあっては西海大学柔道部に入れようとしていた(その大学には伊東富士子が編入した)。しかし、いざというときには柔の本心を理解している部分もあり、柔道さえ続けてくれれば、別段彼女にそれ以上の干渉をしたりはしていない。ただ、勝手に娘の部屋に入りプライベートを覗き込んだり、ノックもせず部屋に入ろうとしたり(そして、お約束のように彼女は着替え中であることが多い)問題行動も多い。
松田のことは当初見くびっていたが、利害一致の理由などから彼とは次第に仲良くなっている。また彼の記事も評価しており、全部スクラップにとっていた。そして風祭の時みたいに柔に対し「あいつはやめておけ」のような忠告もしていないなど、松田の人柄を認めている。
風祭は彼自身、滋悟郎の大ファン(彼がきっかけで柔道を始めた)であるが、柔に食指を伸ばしたせいで、敵視扱いしている。一方、さやかのことは犬猿の仲とマスコミにいわれている一方で、柔のライバルとして成長することを大いに期待しており、ソウルの柔道ワールドカップ直後、彼女に檄を送っている。
富士子のことはノッポの姉ちゃんと愛称で呼び、人柄を非常に高く買っており、本人のいる前で、大いに褒めていたこともあるほど(彼はめったに人前で褒めたりしない)。
性格
大の目立ちたがりであり、また無欲な柔とは対照的に名誉欲、顕示欲の塊で、なにかとあっては特別解説員と称してテレビに顔を出している。また、戦争勃発のために自分が果たせなかったオリンピックでの金メダル獲得を孫娘の猪熊柔に託しているが、それが原因で喧嘩することもしょっちゅう。このエピソードは『JIGORO!』を見ていないとわからないが、彼がオリンピック金メダルと国民栄誉賞に執着するようになったのは、戦友デービス(滋悟郎はデベソと呼んでいた)との友情に加え亡妻カネコと交わした約束でもあったようで、この背景を知ると、彼に対する自分勝手な印象もまた変わってくるだろう(それでもアニメでは入学願書を燃やそうとしたり、かなりひどいが)。
嗜好
大の健啖家であり、和洋中華にエスニックなんでもござれ、その食べっぷりも豪快。特に玉緒の和食のファンであり、彼女が帰ってくる日は外食はしない。コミックスのカバー裏は必ずなにかを貪っている滋悟郎が描かれている。彼の大好物は何種類もあるが、扇屋の豆大福、豚の角煮、ひじきの五目煮などがある。
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#17解き放たれた心
ユーゴ直後の空白期を描いたもので、猪熊柔が少女から大人へと変化を遂げていく過程となります。そして、なぜユーゴの時に柔は松田への想いを確信していたようなのに、その後のエピソードでは何故全く関係が進展していなかったのか、そこにはまだ二人を妨げていた何らかの障壁があるのでは? それが話を作ってみたきっかけです。また、この頃の柔は松田への気持ちが恋心だと次第に自覚していく過渡期、対する松田はまだまだ他人の心に疎い部分もあるので、そこに就活と卒論という二つの難題を軸にして、二人の複雑な関係を話に膨らませています。 松田がラグビー経験者という設定は、アニメのエピソード(高校生の柔を部屋に連れ込んだとき、自分は野球、サッカー、ラグビーとやってきたと伝えている場面があります)を元にしています。ちなみにこの裏設定をサッカーに変えて表設定となったのがHappy!の桜田だったりします。43,027文字pixiv小説作品