概要
地霊殿五面にて、中ボスとしての彼女が繰り出してくる。
猫状態で画面内をジグザグに移動しつつ、飛び跳ねた場所から放射状に米弾を発射していく技。
難易度Hard以上ではパワーアップ版『猫符「怨霊猫乱歩」』に変化する。
また、ダブルスポイラーには類似するスペカとして『酔歩「キャットランダムウォーク」』が存在する。
弾は出現直後は低速で進む為、お燐が一巡する前に画面中が弾幕だらけになる事となり、彼女のスペカの中では難易度は高めと言える。
ちなみに設定上、猫状態のお燐は喋れない為スペルカード宣言が出来ないが、スペルカードルールには技名を口にする義務は無いので特に問題は無い模様。
猫には『黒猫が横切ると不吉の前兆』『猫がまたいだ死体は蘇る』など歩行にまつわる伝承があり、東方でも技として採用された模様。
また、猫が歩ける程度の狭い通路を『キャットウォーク』を呼ぶことがあるが、このスペカ直前のお燐通常弾は狭い道状の弾幕となっており、技名と対応している。
怨霊猫乱歩は推理作家の『江戸川乱歩』つながりと思われる。
江戸川乱歩がペンネーム元とした作家『エドガー・アラン・ポー』の小説には、移動した黒猫の死体を妖怪と思い込む話がある。
ランダムウォークとはランダムなステップにより作られた経路を表す数学用語であり、『酔歩』とも呼ばれている。
酔歩と猫を組み合わせているのは、夏目漱石の『吾輩は猫である』の内容である、酔って歩いた末に水に転落し溺死した猫が由来。