概要
広義的には君主制/狭義的には王政を支持する政治党派のことである。
フランス革命期には、絶対王政の維持を願う狭義の王党派以外にも、立憲君主派のフイヤン派、穏健共和派のジロンド派、急進共和派のジャコバン派がいたが、ロベスピエールの恐怖政治においてはフイヤン派も王党派扱いされて弾圧された(フイヤン派も君主制廃止には反対していたので、広義の王党派ではあった)。
ナポレオン1世失脚後のフランスの王党派に、王政(ブルボン朝)支持派と帝政(ボナパルト朝)支持派という対立があったように、狭義的には王政支持派を指すが、広義では君主制支持派も王政派である。
共和制を支持する党派とは対立する関係となる。
現在でも欧州の共和制国家において少数派ながらも活動している。