概要
アノス・ヴォルディゴードが所有する魔剣。
世界を構成する理そのものを滅ぼすことができる。二千年前の神話の時代にも滅多に使用されず、アノスが使用した際に見た者は滅ぼされたため、魔法の時代に至るまで言い伝えられていない。
普段は魔王城デルゾゲードの立体魔法陣内にあり、立体魔法陣を起動することで現れる影から柄のみが実体化。使用者が柄を握ることで影が反転し、能力を発揮することができる。
正確には魔剣ではなく、破壊神アベルニユーの権能である《破滅の太陽》サージエルドナーヴェを剣の形に封じた魔法と作中で天父神ノウスガリアは言っているが、実際はアノス・ヴォルディゴードが有する混滅の魔眼を弱めて破壊神の権能で制御したもの。
主に敵を滅ぼすのに使用するが、現代では、理を一部だけ破壊することで、都合のいい結果を作り出すなど変則的な使用方法を見せている。