概要
文字通り、瓶に詰められたビールのこと。この瓶はビール瓶と呼ばれる。
1800年代の後期から流通し始めたとされる。
これの登場によって、ビールのより長距離の輸送が可能となり、瓶は洗えば再利用可能というメリットも持っている。
しかし、後に登場した缶ビールもほぼ同じ長所を持っており、あちらと比べて
- 瓶が重い
- 割れると危険
- 開けるのに専用の道具が要る(最近は指で開けられるものもあるが)
などのデメリットを抱えているため、現在は家庭用のビールは缶にシェアを奪われている。
一方、飲食店の経営側から見ると、生ビールと比べて樽の管理が不要で、提供の際にジョッキに注ぐ手間が省けるというメリットがあるため、今でも人気は衰えていない。
また客から見ても、樽の管理がどうなっているかわからず不衛生なおそれがある生ビールと比べて安心して飲めるという利点がある。