概要
登録販売者とは、2009年に新設された資格。
都道府県が実施する登録販売者試験に合格したあと、都道府県知事宛に販売従事登録申請をするとなれる。
2015年4月から、学歴・実務経験がなくとも誰でも受験することが出来るようになった。
実務経験がないものは、登録申請のあと、二年未満の間「登録販売者(研修中)」の名札をつける必要がある。
仕事内容
薬局・ドラッグストアなど、OTC薬(一般用医薬品)を置く場合、薬剤師または登録販売者が常時配置されていなければならない。
市販の医薬品は、要指導医薬品、第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品に分かれている。
販売登録者は、このうち第二類・第三類を販売することが出来る。ちなみに、薬剤師は全ての医薬品を販売、情報提供することが出来る。
要は、市販薬販売のための資格である。
店に第一類・要指導医薬品を置く場合、薬剤師が常駐しなくてはならない。販売も薬剤師が行い、登録販売者は販売や説明することが出来ない。もちろん調剤・製剤は出来ない。