目からアクア・ラグナ
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めからあくあらぐな
涙腺崩壊の派生タグで、ONEPIECE仕様。
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サイトからお引越。 もしもローさんが過去にスペード海賊団の副船長だったら…という妄想から生まれたお話と、 その捏造激しすぎる設定で原作を追った短いお話たち。 死ネタ含みますのでご注意ください。 (なお、ローさんの年齢が公式で判明する前に書いたものなので、ローさんがエースより年下、ということになっております…。)5,375文字pixiv小説作品貴方の母になったときから、覚悟はずっとしていたよ
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麦わら一味の船に乗っていたら珀鉛病再発症しちゃった26歳ローさんのお話が読みたくて書きました。 あと医者コンビは尊いっていうのを山に向かって叫びたい気持ちを叩き付けたかったんです。 それしか考えてないんで、なんかこう、医療関係だとか悪魔の実の設定とかガバガバなのはさらーっと流して読んだってくだしぃ……! 一話にたくさんのいいねとコメントをありがとうございます! ここが好き~って感想言ってもらえるのどちゃくそ嬉しい人間なんで、もうゴロンゴロン転がって喜んでます_(:3 」∠)_23,087文字pixiv小説作品 幸せになるために繰り返されるはずの呼吸
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最初は【逃げる男シリーズ】で何か書くつもりだったんです…。 オメガバースパロでβだったのにΩになっちゃって同意なしで番にされる主とか死に戻って解放されたと思ったのにキャラの方にもしっかり記憶があって前より重く愛される主とかキッド海賊団√のワノ国編で船長の命を盾に男娼にさせられる主とか…。 ですが何というかこう…イイ感じに纏まらなくてですね? だったら気分転換に全然違うお話を書こうと思い、出来上がったのが今回のtwstクロスオーバー・成り代わり物になります。 だがしかし…。 こちらも最初は成主の為にパンを我慢して食べるローとか兄弟説を否定する成主がシャチやペンギンに「いや百人中百人が兄弟って思うくらい似てる」って言われて癇癪起こすとか、そういうほのぼのとした内容にするつもりだったんですが書き終わってみたら全然違う話になっているという…。 不思議ですね???← そして今回ももちろん、矛盾・捏造・ご都合主義のごった煮です。 後日サイレント修正や削除する可能性もあります。 予めご了承ください。 *2023/09/24のデイリーランキング7位 女性に人気ランキング3位 2023/09/25のデイリーランキング3位 女性に人気ランキング4位 に入りました! ありがとうございました! ※以下、読了後推奨※ 四皇が一人、百獣のカイドウ。 その右腕であるキングが“男”と出会ったのは偶然だった。 新たにカイドウの縄張りとなった島にまるで外から隠れるように存在した研究施設。 見るからに怪しげな施設の奥深くに幽閉されていたのがその男だ。 重く冷たいいくつもの枷や鎖で拘束された状態で固い床に転がされ、どこもかしこもボロボロで…“人”としての尊厳と呼べるすべてを穢し尽くされたようなひどい有様の男を一目見てキングは言葉を失った。 彼は白い髪に、褐色の肌をしていた。 その背には黒い翼が生えていた。 今にも消えてしまいそうな赤い炎が、まるで彼の命そのもののように弱々しく揺らめいていた。 それはまさにルナーリア族の…キング/アルベルの同胞である証だった。 「……」 一度大きく深呼吸してからゆっくりと男に近付く。 どうせこの施設内にもう生きている人間はいないからとマスクも外して、カイドウに救われてから初めて出会った同胞を抱え起こした。 「…なぁ、あんた…聞こえてるか?」 なるべく傷に障らないように注意して呼び掛ければ、男はピクリと反応した。 億劫そうに開かれた瞳が徐々にキングを認識し、驚きで大きく見開かれる。 「どう、ほう…?」 「あぁ、そうだ。おれもあんたと同じルナーリア族でさっきこの施設をぶっ潰した。…もうあんたを害するクズ共はいねぇ」 「…そう、か…」 「…悪かったな」 もっと早く、来てやれなくて。 キングは一目見た時から分かっていた。 ようやく出会えたこの同胞は…もう、助からないと。 柄にもなく罪悪感のようなものを感じて唇を噛むキングに男は小さく首を振った。 まるで、お前まで捕まらなくて良かったとでも言うように…。 「…何か言い残したいことはあるか?」 できることなんてそれくらいしかないと告げるキングに男は大きく頷いた。 もう大分呼吸が小さくなっている男の口元に耳を寄せれば男はポツリポツリと言葉を紡いだ。 「子供が、いるんだ…」 「子供…?」 「おれ達と同じ色の髪にっ…妻と同じ、白い肌と…マラカイトの瞳をした、おとこの、こだ…」 正直かなり驚いた。 つまりこの男は他種族の女と愛し合い、結ばれて子供を授かったということになる。 …だがきっとその平凡な幸せも無残に引き裂かれたのだろうことは想像に難くない。 「もし、その子に会えたら、伝えてほしいっ、んだ…捨てたんじゃない───ずっと、愛してたって」 …あぁ、そうか。 あんたは守る為に、手放す選択をしたんだな。 簡単なようでいて実はとても難しく、つらい選択を…。 「…分かった。必ず伝える」 「っ…ありが、とう…」 「おい!待て!!」 一気に力が抜けていく男に慌てて尋ねる。 「名前は!?あんたと、あんたの子供の名前を言え!」 今の話だと子供は一族の外見的特徴を継いでいない可能性が高い。 探し出すには少しでもそれ以外の情報が必要だった。 「お…れ、は…ロ、イ……つま、は…カリ、メロ……おれ、たちの…たからもの、は」 ───“ロロ”。 男の背から、炎が消えた。 ぐったりと重たくなった体は、これから冷たくなり、土に還るだけだろう。 「…………」 キングは無言で遺体を横たえると…同胞を“解放”する為に己の刀を抜いた。 .。o○ 白い髪に白い肌、マラカイトの瞳を持つ男───“ロロ”。 それが今は亡き同胞にとって最後の宝の名だ。 例え何年掛かろうとも必ず見つけ出す。 何があろうと絶対に諦めるものか。 何故なら彼は……… キングにとってもきっと“最後の同胞”となる者なのだから。 「…今度こそ、おれが守るからな」 まだ見ぬ同胞への思いを胸に、キングは燃え盛る施設を後にした。 ───そしてキングが“最後の同胞”と巡り会うのは、それから十年以上先の話となる。20,571文字pixiv小説作品 【OP】orion
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急にどうしたん??ワンピを読み返したらドレスローザ編が好きすぎて書きました。私欲望に忠実なので勢いで書きました。誤字脱字ひどいです。アニメは見ていないのでアニメ知識ゼロで書いております。他にもオリジナル設定、提造、数々存在します。お気を付けください。原作分からないとお話の流れ分からないかもしれません。でも雰囲気で読めると思います。大丈夫ダイジョブ。 マジで誤字脱字ひどいと思いますのであまりにも気になるようだったら治すと思います。 スタンプコメントいいねブクマありがとうございます。何かありましたらTwitterにご連絡ください。24,650文字pixiv小説作品- トラ転したらワンピ世界だった話。※死因がトラックとは言ってない。
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