概要
1550年(天文19年)生まれ、1622年(元和8年)没。暗夜軒氏幹とも。
父は常陸国の国人領主、真壁郡(現在の茨城県真壁)真壁城主の真壁久幹(ひさもと)(1522-1589)。
常陸源氏の嫡流である佐竹氏に代々仕えた武将だが、真壁の権益のためには佐竹氏と対立することも辞さなかったという。
巨大な金砕棒をふるって多くの武勲を上げたことから「鬼真壁」の異名をもって知られた。
ただしこれらについては1726年に成立した『関八州古戦録』に依るところが大きく、実際には氏幹ではなく父・久幹を指すともいわれる。