解説
正式タイトルは「天地無用! 真夏のイヴ」。
「天地無用!」の映画で、「天地無用! in LOVE」(1996年)に続く第2弾。
同時上映は「スレイヤーズぐれえと」。
監督は木村哲。キャラクターデザインは長野伸明。
脚本は当時に富士見ファンタジア文庫にて天地無用!のノベライズシリーズ(いわゆる長谷川天地)を担当していた長谷川菜穂子。
天地無用!シリーズの本来の原作者である梶島正樹は「オリジナルキャラクターデザイン」として遇されているが、本作には名義だけ出されてノータッチ。
前作「in Love」が1995年放送のテレビアニメ版(いわゆる「ねぎし天地」)をベースにしていたのに対し、真備清音がいる以外はOVA版(というか正しくは、そこからパラレル派生した長谷川小説版こと「長谷川天地」)をベースにした設定になっている。
長谷川天地内においては大団円の一歩手前となる要素を導くためのエピソードのひとつという性質を持つ話である。
ストーリーは、主人公である天地の娘が未来から(?)やってきたというもので、前作「in Love」が天地の母・阿知花をゲストヒロインとしているのと対照的である。
ストーリー
ある夏の日、お墓参りに来た天地の前に、謎の少女が現れる。
彼女・麻由華は天地をパパと呼び、まるで彼の娘のようにふるまう。
しかし見かけは高校生くらいの女の子なので、天地はドギマギしてしまう。
そんな、明らかに怪しい麻由華を、魎呼たちはライバル視し…
主題歌
「真夏のイヴ」
作詞・歌 - 永井真理子