概要
cv:小島幸子
此花2で起きた事件関係者3年生、オカルト部部長。腰まで伸びる黒髪に、端正な顔立ち。性格も大人しく、控えめなのだが、後述の経緯から対人関係は未熟で、警戒心が強く物腰にトゲを感じさせる。
また、オカルト部に所属しているせいか、どこか怪しげなムードを感じさせる。幽霊や心霊現象、占いや宗教などにも博識である。
コイツを一言で表現すると…シリーズ屈指の人間のクズである。元々病弱な身体をしており、最初の犠牲者で恋人だったある南裕一郎への依存心から中学時代に自分へ臓器移植のドナーである少女への虐めに加担(本人の言葉を信じるなら積極的な参加まではしてないが、傍観者として黙認の姿勢だった模様)しており、彼女を自殺に追いやる形で恩を仇で返した。
一応フォローをすると、臓器移植のドナーとレシピエントは互いに明かされることは基本あり得ないので、イジメをしていた時期は知らなかった。
しかし、移植手術の後は、生きる希望を得てからは良心に目覚め、南との関係やイジメをやめている。
作中終盤で犯人でドナーだった少女の幼馴染である真犯人に対し、中学時代に盗み見た少女がレシピエント(書いた少女は相手が自分だと知らない)へ宛てた手紙を自分に都合良く曲解して「あの子が自殺なんてする訳無い(意訳:あの子が死んだのは私達の責任じゃない)」「あれは自殺ではなく事故だったんじゃない?」と傍目から責任逃れにしか聞こえない言い訳を述べて彼を逆上させた。ドナーの少女の強さと優しさを知っている上での言葉なのだが、依央奈がやったことは飽くまで自分『だけ』イジメをやめただけなので、基本的に好転していない。
バッドエンドで死ぬ事はあるが、本筋のストーリーでは真犯人の標的である4人の中で明確な制裁を受けずに最後まで生き残る(死者2人、死にかけた者1人)。
余談
彼女の境遇は、本作の主人公の桃井恵と似ており、『寄る辺を失っていた時に出逢った異性によって、生きる活力を取り戻した』点が共通する。
ただし、恵が出逢った美亜子は、身勝手なところはあっても正義感と優しさを持ち、被害者に涙するために過ちを犯す(探偵ものにありがちな、警察に無断での現場侵入など)にしてもモラルに反する行いはせず一線を保っていた、依央奈が出逢った南は、素行不良で恋人をイジメに誘うような男であり、その結果は真逆である。
神崎の演者である小島幸子と南裕一郎の演者である鈴木正和は此花2が発売された同年に公開されたフランスの映画『ブロセリアンドの魔物』の日本語吹き替えとして出演している。小島が演じる主人公の女子大生を鈴木が演じるイケメン大学生の先輩がモリガン復活の生贄にしようとして怪物化し、主人公の大学生が助けに来てくれた友人と一緒に武器を用いて勇ましく怪物を倒すという話であり、鈴木は似た様な役だが、小島が演じた主人公は神崎とは正反対の役柄であった。
関連タグ
此花シリーズ 人間のクズ さげまん 卑怯者 臆病者 加害者 偽善者
島田一旗…演者が少年時代を担当しており、彼女と同じくいじめ加害者繋がり。ちなみに演者と登場人物の違いはあるが、登場する作品の主人公が共に石田性である。
蘭姫…侍道3の登場人物。中の人が同じでさげまん繋がり。ちなみに侍道3は特定の条件を満たす事でNPCを操作キャラクターとする事が可能であり、その中には真犯人と同じ演者のキャラクターもいる。そして、ゲーム内の登場人物は何時でも倒す事が出来る。
能力No.XXX-私の力の使い方-...超能力者が一般的になった世界に生きる人々を描いた漫画動画を配信しているYouTubeチャンネル。毒を操る能力で善人を救い、悪人を始末するスクイ和尚シリーズにてカンザキという女刑事が登場している。この女もいじめ加害者であり、他人の視力を奪うという能力で被害者を交通事故に遭わせて死亡させている。その罪を世間に打ち明けて法的に罪を償わずに隠し通し、不安や恐怖から逃れる為に刑事である事を利用している偽善者である。コイツがどうなったかは動画をご覧下さい。