神戸市交通局3000形
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こうべしこうつうきょくさんぜんがた
神戸市交通局(神戸市営地下鉄)がかつて保有、運用していた西神・山手線用地下鉄車両。
神戸市交通局(神戸市営地下鉄)西神・山手線の西神南駅開業及び混雑緩和のための本数増加に伴い、1993年に最初の編成(第23編成)が落成し、その後1994年までに6両編成6本が新造された。
神戸市交通局の車両としては初めてGTO素子のVVVFインバータを採用し、座席端部にスタンションポール(握り棒)が設置された。
- 1994年、第23・24編成を対象にドア上部に路線図式の案内表示器とLED式の車内案内表示器が交互に設置された(それ以降に増備された25〜28編成は新製時から設置)。なお、2009年5月から2010年5月にかけてデザインを路線図とLEDスクロール表示が一体化されたタイプに更新された。
- 2003年に全編成を対象に車両間転落防止幌を設置した。
2018年から、経年を迎えた1000形の置き換え及びホームドア全駅設置に伴い6000形の導入が開始された。しかし、
- 神戸市交通局では車両を修繕出来る広い敷地や工場を持たないため、製造元である川崎重工に持ち出す必要があり更新するのはコスト的に不利
- 経年車だけを置き換えて3000形を改修して継続使用するよりも6000形に統一した方がラーニングコスト(維持費)を将来的に削減できる
ことから、1000形や2000形共々6000形に置き換えられることとなり、2019年8月の第23編成を皮切りに廃車が始まり、神戸市交通局は検査切れとなる車両を優先的に廃車していったため2021年8月をもって先輩車両といえる1000形や2000形よりも早くに形式消滅した。
なお、第23編成の先頭車、3123号車の乗務員室部はカットモデルとして名谷車両基地に保存されている。
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