CV:わらび茶々
概要
淳之介の前に現れた謎の少女。
淳之介は何故か彼女が気にかかったようだが…?
ネタバレ
ここから先は「抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2」メインルート『Senzuripoint:Paccoman』のネタバレを含みます。
「ワタシに志は存在しない。ただ日本全土を混乱に陥らせ、従来の価値観を崩壊させることが目的だ」
彼女の心は女性だが、その身体は男性。所謂トランスジェンダーである。
そして、性的マイノリティーである彼女たちを、「男女の心と身体の性が一致する事を前提として考える」ドスケベ条例では、決して救うことが出来ない。
SSの副会長でもあり、その事情を慮られた結果ハメドリくんの中の人として活動していた(本人も気に入っているらしい)。
淳之介とは顔を合わせる以前からSNSでの知り合いであり、オナホについて熱く議論する仲だった。
彼女が自分のアナルを元に製作したオナホのデータを淳之介に送信し、そのオナホで淳之介が自慰に及んだ事が、淳之介およびSSの面々が並行世界に転移する契機となってしまった。
淳之介がSS副会長「性帝」として活動する並行世界であるB世界では、彼女がNLNSのリーダーとして活動していた。その動機は自分を差別した島の人々を含む全ての他者への圧倒的憎悪であり、元のA世界の彼女と比べ、極めて冷酷かつ残忍な人格となっている。
B世界における彼女は終盤、全てを破壊し混沌をもたらすべく、無数のメタルハメドリくんによる無差別攻撃を開始。自らを止めるべく挑みかかる淳之介達に対しても、自らハメドリくんを模したパワードスーツを着込み応戦。圧倒的な戦力で彼らを蹂躙する。
しかし、諦めない彼らはこの世界におけるNLNSメンバーをも味方につけ、奇想天外な総力戦を決行。次第に追い詰められていく。
パワードスーツによる飛行で自らに手は出せないとタカを括っていたが、淳之介が新兵器「立体亀頭装置」を利用し飛んで来た事でそのアドバンテージも覆されてしまう。
かつて同じく他者からの迫害を受けるも、仲間や家族との絆によって優しさや良心を失わなかった淳之介と、どこまでも孤独であった水引。それは、互いのもう一つの可能性であった。
死闘の果て、淳之介に敗北し、気を失った水引。
淳之介は例のオナホが彼女のアナルを元にしている事を利用し、彼女と性行為を行う事で再び世界を繋げ、SSの面々と共に元の世界への帰還に成功。
帰還した一同は、B世界のような悲劇を起こさないため、そして青藍島においてもマイノリティーとして差別される彼女たちを救う為、ドスケベ条例を改正した。
その結果A世界における彼女は、淳之介やシューベルトといった友に恵まれ、幸せを手にした。
青藍島は、多様性を認め、自分自身をより自由に謳歌する、さらなる楽園へと生まれ変わったのである。