概要
2017年12月16日に発売された、妖怪ウォッチシリーズのゲーム。
あの“バスターズ“が『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』の正式続編として
2年ぶりに帰ってきたのだ。
舞台は「カラクリ島」。
バスターズハウスにて紆余曲折あり極地に立たされたジバニャン、その状況を機にジバニャンと行動を共にするようになるインディ・Jとその一行。
目的は違えど共通の道を歩むようになった彼らは、共に宝探しの旅に出る。
ゲーム内でともだちに出来る妖怪は700体を超える。バスターズ2オリジナルの妖怪が多数存在している事もあり、登場する妖怪はバリエーションに富んでいる。
映画公開にあわせて一部シャドウサイドのキャラクターも登場している。
と、ここまで見ると
ユーザーが待望したバスターズの続編がブラッシュアップされて帰ってきたように見えるのだが…。
来たる16日、皆の期待を一心に背負い、いざ発売されたこのゲーム。
かなりバグだらけでのリリースとなったそうだ。
一例を挙げるとすれば、
・大妖魔ぬらねいらの異常行動
・闇エンマ等々の妖怪をリセマラで必ず仲間にできる
・さすらい闘技場で、特定の操作をすることで何度も戦える(スペシャルチームのみ)
等々がある。
(後に更新データが配布され、大まかなバグは修正されている。)
詳細はバグバラヤーを参照。
ストーリー(順次加筆中)
第1話 バスターズ解散!?
バスターズハウスでいつも通り平和に暮らすジバニャンとその仲間達。
そんなジバニャン達に、何やら焦っている様子のウィスパーが一報を入れる。
「『あと10日』でここから放り出されますよ〜っ!」
ウィスパーが取り出したのは
バスターズハウスを借りる時に大家と結んだ『契約書』。
約束の10日後までに1億円を払わないのであれば今居るハウスから出て行ってもらう、といった旨が記載されていた。しかしながら何故こんなにも大きい額の未納料金が発生していたのか?
事の発端は1年前。
大家は、”ジバニャンがためにためていた家賃”を回収するべくバスターズハウスを訪ねる。
机にあるお金でなんとか家賃を滞納しようとするジバニャンだったが、滞納するには惜しくも『100円』足りていなかった。
これに痺れを切らした大家はジバニャン達を「落ちこぼれバスターズ」と責めつけ、ありとあらゆる罵倒を浴びせる。
それに逆上したジバニャンは「100円くらいオレっちが出世したら100万倍にして返す」「もしダメだったら1年後に出て行く」と豪語した。
…と、事の発端は全てジバニャンによるものだったのである。
そんなこともあり、この1億円事件を解決するべく、ブリー隊長が知人を紹介してくれる。
知人の名はインディ・J。その名と見た目の通り、熟練した冒険家...というわけでもなく、紐をヘビだと勘違いして銃で自慢げに撃ったり、いざ本物のヘビが出るとパニックになって銃を乱射したりと、頼り甲斐がない『エア冒険家』である。
そんなインディ・Jが偶然発見した宝の地図を起点に、ジバニャン達の冒険が始まるのである。
インディ・J「うむ…君たちだったら『あの一家』に対抗できるかもしれない…。」
第2話 探検!謎のカラクリ島
第3話 ドヤガリ族とワザワイの大妖怪!
第4話 目覚めよ!バンバラヤー!
第5話 ダンドリーの罠...見せろ!勇気の証!
第6話 知恵比べ!灼熱のオリから大脱走!
第7話 力試し!ガチンコ一番勝負!
第8話 げきとつ!ブンドリー一家!
第9話 ブンドリー一家の秘められた過去
第10話 世界を救え!バスターズ!
第11話 秘宝を求めて さらなる冒険へ!
ゲームシステム
本作はバスターズ1の続編という事もあり、前作のシステムをそのまま採用している…という訳では無い。成り行きが複雑なので事の始まりから詳しく説明すると
- 妖怪ウォッチ2にてバスターズというミニコンテンツが生まれる
- そのゲームシステムを踏襲し、大幅なリメイクと共に発売されたのが赤猫団/白犬隊
- 妖怪ウォッチ3にて、そのバスターズが更にリメイク・大幅改変されバスターズTというコンテンツが生まれる(ボス討伐メインのゲームから、お宝探しがメインの探索ゲーになる。)
- そのバスターズTをリメイクしたのが本作のバスターズ2
といった流れである。つまりバスターズ2は『妖怪ウォッチ3のシステムを踏襲したゲームコンテンツ』であり、バスターズ1とゲーム性はあまり似通っていない。
(ただ、バスターズハウスの設備やレベル上げのシステムなどはバスターズ1から引き継いだものが多い。)
バスターズ2の元となったバスターズTの概要に関しては名前のリンクを参照されたし。
バスターズTからの変更点・追加要素
- 探索マップに登場するノーマル宝箱からはヌーパーツが出なくなった。
- 新武器「トレジャーギア」とそのエネルギー源である「ギアソウル」の追加。トレジャーギアは「マグナム」「チェーンソード」「スナイパー」といった武器に切り替え可能。
- ダンジョン探索中、「バンバラヤー!!」という掛け声と共に、敵味方にランダムな効果が付与されるように。(例:敵味方全員のちからアップ・ようりょくダウン、敵味方のHPが超絶ダウン、落ちているアイテムが全ておにぎりになる、等々…)掛け声のタイミングは不定期。
- スーパーチャンスタイムの登場(ボスが一定時間スローになる&スロー中は排出される鬼玉量UP)
- ムゲンダンジョン限定で現れるお店、ムゲンショップの登場(それに伴い、ムゲンショップの通貨であるTストーンも追加)
- マップにヌーキューブが現れるように。破壊するとアイテムを入手できる。
- ビックボスが非常に弱くなった。 例として、バスターズ1やバスターズTで多種多様な技を見せプレイヤーを翻弄したブシ王は、刀を大振りするだけのBotと化したうえにHPも少なく瞬殺が可能な雑魚ボスになってしまった。それ以外のビックボスも、新旧含め殆どが弱い。
- タイトルの行き来で限定妖怪取得のリセマラが出来る。このバグ(?)は最新verでも修正されていない。