概要
東崎惟子による原作、あおあそによるキャラクター原案のライトノベルシリーズ。第28回電撃小説大賞銀賞受賞作で、電撃文庫より刊行されている。シリーズに巻数はなくタイトルが変わり、1巻目の『竜殺しのブリュンヒルド』は2022年6月10日に発売。
コミカライズは桐嶋たけるにより、月刊少年エース2022年12月号から連載中。
既刊一覧
竜殺しのブリュンヒルド(2022年6月)
竜の姫ブリュンヒルド(2022年11月)
クリムヒルトとブリュンヒルド(2023年8月)
王妹のブリュンヒルド(2024年8月)
あらすじ
英雄シギベルト率いるノーヴェルラント帝国軍が伝説の島「エデン」の攻略に挑むも竜に阻まれ、幾度となく殲滅される。そんな中、島の海岸に取り残されたシギベルトの娘ブリュンヒルドは竜に育てられ、竜を愛した。それから13年の時が流れ、彼女は愛と正しさの探求に翻弄される。
登場人物
ブリュンヒルド
竜殺しの英雄シギベルトの娘。竜に育てられ、復讐と愛の葛藤に苦しむ。
エデンの竜
白銀の守護竜。ブリュンヒルドを育て、父シギベルトの攻撃で命を落とす。清らかな心の者だけが迎え入れられる「永年王国」への誘いを遺す。
シギベルト
竜殺しの英雄で帝国軍の将校。娘のブリュンヒルドに対する複雑な感情と、竜殺しの力への疑問を抱く。
シグルズ
シギベルトの息子で軍曹。父の期待に悩みつつ、妹ブリュンヒルドとの複雑な兄妹関係に揺れる。