この記事には、風来のシレン6のストーリーのネタバレが含まれています!
概要
物語冒頭において、シレンとコッパに助けを求める夢を見せ、とぐろ島に誘った少女。
登場自体はオープニングからだが、名前が判明するのはダンジョン「とぐろ島」をクリアした後となる。
とぐろ島の頂上にいるジャカクーの中に封印されているが、先述の通りシレンたちに夢を見せて助けを求めるほか、火吹き山でも似たような形で対話を試みるなど、ただの少女とは思えない力を持っているが…?
「そだよ。水の神。水龍なんて呼ばれたりもしてる。
そして、この島でもあって…つまり、とぐろ島全部がわたしなんだよ」
それもそのはず、その正体は水龍とも呼ばれる水の神、つまり神様である。
また、とぐろ島そのものが彼女の身体でもあり、エンディング後とぐろ島が浮いて大きな雨雲となっているのもそのため。
ちなみに竜海とよばれる少女の姿は本人曰く、水龍の心の化身ということらしい。
人物
幼さも残る青髪の少女。
青と桃色を基調とした和装をしており、鈴やリボンなどで着飾っている。
性格はかなりおてんぱでノリが軽いところがあり、コッパたちも期待していた『ジャカクーの腹の中にお宝が眠る』といった情報も、
「ごめんね。あれ ガセ情報。わたしが流しちゃった♪(テヘペロ)」(原文ママ)
で済ませてしまうほど。
神様の威厳とかないのだろうか…
経歴
ある昔、雨雲となって雨を降らしていたところ、狐渇に襲われ海へ転落。
1000年ほどかけて傷をいやし、とぐろ島となって復活できそうになったところで再び狐渇が襲撃、心の化身である竜海はジャカクーによって封印され、雨を降らすことができなくなった。
これにより内地が干ばつになってしまい、現在に至るという。
シレンのことは旅の神クロンの風に触れて知り、黄金のコンドル救出、オロチ討伐などの経歴を知り、助けを求めた。
以上のことを話した後、竜海はとぐろ島を狐渇の潜むダンジョンの直上まで移動させる。
そして、シレンたちに自身を封印した狐渇をこらしめるようお願いする。
シレンたちは竜海のお願いをかなえるため、狐渇の住まう魃の砂丘へと降り立つことになる。
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ネタバレ注意
以下、風来のシレン6『魃の砂丘』クリア以降のストーリーのネタバレがあります!
竜海の話を聞いていくと、竜海と狐渇の関係について意味深な雰囲気が漂うようになる。
魃の砂丘に突入する際、狐渇のことを「アイツ」とかなり距離の近い言い方で呼ぶほか、狐渇を憎み切れないコッパが
「神様同士のいざこざに俺たちが入るのはまずいのでは?」
「もう少し仲良くできないのか?」
と問いかけるのだが、竜海は
「むり!できない!」
と、まるで駄々っ子のような返答をする。
真実は、魃の化身を撃破し、狐渇と改めて会話することで明らかになる。
狐渇側の言い分はそちらの記事を参照のことだが、
結論から言うと、竜海と狐渇は姉弟である。
竜海と狐渇は、お互いまだ神様としては幼く、狐渇は人間のことを想って竜海と争ってしまったのだ。
つまるところ、このシレン6の一連のストーリーは、盛大なる姉弟ゲンカだった、というオチ。
弟の狐渇が倒され、力が弱まったことで、今度は姉の竜海が調子に乗って雨雲を猛発達させ、とてつもない豪雨を降らすように。
このままでは水害が起き、狐渇の二の舞になってしまうため、狐渇とともに竜海を止めに水龍の洞窟へと向かうことになる。
ボスとしての彼女の姿は、水龍の化身を参照。
シレンの活躍、コッパの説得もあり、姉弟ともに落ち着きを取り戻す。
日照りも雨も、どちらも大切で欠かせないものであることを知り、お互いに謝りあい、仲直りできたことで、姉弟ゲンカはようやく収まった。
これからは二人で仲良く暮らしていくことを願うばかりである。
備考
- ジャカクーの腹に宝物がある、という噂は彼女が流したガセ情報だったが、実際にとぐろ島にある宝物は、竜海がとぐろ島になった後に海賊たちが隠していったもの。
- クリア後のイベントにおいて、シレンと一緒に冒険した狐渇をうらやましがる描写があり、もしかしたら今度は狐渇のように、竜海と一緒に冒険することができるようになる…かもしれない。
- 後にアップデートにより狐渇と同様にシレンと合体する形で「竜海シレン」として冒険する事が出来るようになった。
- リーバ八獣神との関係は詳しくは不明。