概要
スパイク・チュンソフトより発売されたローグライクRPG。
正式タイトルは『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』。
発売日は2024年1月25日。対応機種はSwitch。
『風来のシレン』シリーズの14年振りの完全新作。
作品内の時系列では『風来のシレンGB 月影村の怪物』の後となっている。
システム
最大の特徴として自然回復が非常に速いことが挙げられる。
4・5では最大HPに反比例して回復量が落ちていたが、本作では基本1、Lv10から2、Lv20から3ずつ回復していく。ただし、空振りを除く攻撃等の行動を取ると回復しない。
それに伴ってか敵も非常に強くなっており、3Fでパコレプキンに最大HPの半分以上削るダメージを喰らいボコられたプレイヤーが続出。
つまりピンチになったら後退して自然回復を行うことがプレイングで必須となる。
拾えるアイテムに関しても持ち込みなしで挑む楽しさを重視したため風魔の盾だの白紙の巻物だの復活の草だのが普通に床落ちしている。
総合すると強力なモンスターを強力なアイテムで対処する、非常にスリリングなゲームバランスに仕上がっているといえる。
ドスコイ状態
※本作のアスカはドスコイ状態になりません。
現在満腹度が150以上になるとシレンが関取の如き巨体になる。
ご丁寧に食べると最大満腹度が最低150になるちゃんこおにぎりが実装されている。
巨体になると以下の変化が起こる。
- 最大HPと攻撃力が上昇する。
- 通過したマスに罠があれば起動させず破壊する。
- 罠師で持ったものを置いて踏んだ場合も壊れるので利用できなくなる。壊れない罠は起動しない。
- 攻撃することで壁を掘れる。武器が傷んだりしない。
- 吹き飛び、場所変え、高跳びなどあらゆる強制移動を無効化する。
- 満腹度の減少速度が2倍になり、満腹度が120以下になると解除され、最大満腹度が5減少する。
戦う分には多くの面で恩恵を得られるが、逃げに徹する場合は不利を被りやすい特殊状態といえる。
ちなみにモンスターに変身すると一時的にドスコイ状態が解除される。
物語
月影村の冒険から数か月後…
とある不思議な夢を見た、旅の風来人「シレン」と語りイタチ「コッパ」。
その夢に導かれて訪れたのが、内海にある小さな島々のひとつ「とぐろ島」。
その島には、いたるところに海賊のお宝が隠されているうえ、
山頂にいる怪物の腹の中には、とびっきりのお宝が眠っているという。
そんな風聞を聞きつけ、一攫千金を夢見た全国の強者どもが島に集まった。
果たして、二人の見た不思議な夢と島の関係は?
そして、この島に眠るとびっきりのお宝とは?
シレンとコッパの新たな冒険が幕を開ける。
登場人物
主人公。世界各地を旅してまわる風来人。
シレンとともに旅をするイタチ。人の言葉を理解する"語りイタチ"。
風来の女剣士。シレンたちとは旧知の仲。
とある理由でとぐろ島を訪れており、シレンたちと久々の再開を果たす。
シレンとコッパがとぐろ島で拠点とする宿「うずまきや」の女将。
必要な分だけいただくのが習わしだという「アカシャチ海賊」の若頭。
とある宝物を探し求めており、数々のお宝が眠るというとぐろ島へ上陸する。
「アカシャチ海賊」の筆頭。
お宝を探し求めるヒビキを補佐するため、彼女のとぐろ島探索に同行する。
「黒鮫海賊」の頭。
数々のお宝が眠るとぐろ島の噂を聞きつけ、その全てを手に入れるため部下を引き連れて上陸する。
とぐろ島に隠れ住む忍者たちのひとり。周囲からは「姫」と呼ばれている。
その腕は確かだが、忍びとしては優しすぎる一面も。
とぐろ島にすむ山伏たちのリーダー。
島の奥地にいるという怪物「ジャカクー」を倒せば島が滅ぶと主張しており、お宝の噂を聞きつけてやってきた者たちを敵視している。
冷酷非情な性格をしたマダラグモ忍軍の頭領。セキの父だが老若男女に対して容赦のない性格からセキからはやり方を否定されている。
関連動画
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