概要
森友学園前理事長・籠池泰典氏が2017年7月31日に「補助金を不正受給した詐欺罪」の容疑で大阪地検特捜部に逮捕された。
同日、妻の諄子氏と共に出頭するため自宅を出た際に、籠池泰典氏は以下の詠歌を詠んだ。
ああ 良き天気 心安らかなり
日本の夏 蝉の声 いま静かにして
木の下に宿れるなり 我が心
その宿れるなりと同じき 安き心にある
行ってきます!!!
オトウサンカッコイイ!!!
背景
この発言が出た2017年当時は、「森友学園」が小学校用地として2016年6月頃に購入した、大阪府豊中市の国有地をめぐる問題、通称「森友学園問題」の真っ最中であり、ほぼ同時期に問題となった「加計学園問題」と共に、「モリカケ問題」と称された。
この「森友学園問題」に関する詳細な話は長くなるので、wikipedia等を参考にしていただきたい(参考)。
この発言が出た当時も、Twitter(X)では、「歌を読んでる場合じゃねーよ」「いいから、はよ行け」「笑うなっていう方が無理」などの反響があった。
なお同氏は、これの前(1度目の事情聴取時)や2018年の保釈会見時、2020年の実刑判決時にも同様の詠歌を詠んでいた。
2018年の保釈会見時
早朝の 志を得る 初夏の風
2020年の実刑判決時
青と白 緑あやなす わが心
突然のブーム
この詠歌が発せられた2017年から実に7年後の2024年7月頃に突然の籠池構文ブームが起こった。起因は不明だが、身の回りに起こった出来事、特に取返しのつかないような出来事が起こって、もう諦めている(開き直っている)様子にこの詠歌が詠まれることが多い。
また「ん、心安らかなり」と一部が改変され使われることがある。この改変させられた方は、アニメ・ゲームの二次創作でキャラクター(特に砂狼シロコ)が同構文を詠む際に使われることが多い。
関連動画
まとめ動画
パロディ動画も作られている。