概要
漫画『VECTORBALL』の主人公。ニワトリ高校2年B組に在籍する高校生。頭脳明晰で、有事の際は自ら危険に飛び込んでいく強い正義感を持つが、不細工な女子を面白がって笑うなど性格がひねくれているため、友達が少ない。家は裕福。この世の全ての物の寸法を見ただけで数値化できる技能を持ち、ベクターボールも解いている。
群青新太との出会いを契機に思念体との戦いに巻き込まれていき、ビリイナとの戦いで新太が仮死状態になってからは、人間と思念体の共生を考え始める。
ヴェクター
ビリイナとの戦いの最中、ベクターボールから取り出した光る球が砕けると同時におかかが発現させた謎のエネルギー体。サイボーグのような姿をした少年の形をしている。口癖は「ヴェクター感激!!!」。おかかの脳と直接つながった3Dプリンターとも言える能力を持ち、思念体が生み出した物質を吸収(マター)して、最も力が発揮できる寸法を計算(ナンバー)、再構築(テイラー)して操ることが出来る。しかし強い力を発揮するためには元となった思念体の力が必要となる。このほか、瀕死の思念体を仮死状態で種(シード)に変化させることが可能。ヴェクター自体の格闘能力は低い上にヴェクターが攻撃を受けるとおかかにもダメージがフィードバックされてしまう。
口癖以外では基本的に片言の日本語で会話をする。本誌では流暢な日本語を話していたが、単行本から変更された。