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スマホアプリ「あんさんぶるスターズ!」に出てくるキャラクター、鬼龍紅郎×蓮巳敬人腐向けカップリング


概説と主なストーリー編集

ユニット「紅月」の創設メンバーであり、「紅月」は2年生初期に鬼龍を蓮巳が誘って成立した。


寺の息子にして生徒会副会長であり、時に厳しいことをしたり言ったりするものの、面倒見は良い蓮巳と、厳つい風貌で不良という過去もあり、「俺なんか」と言いがちながらも鉄虎颯馬を始め多くの人に慕われている鬼龍。互いに面倒見の良さと、自分自身ではそれに気づいていない鈍感さとを併せ持つ二人である。

また、メインストーリーでは「紅月」自体は生徒会側に属しているものの、鬼龍は序盤の「龍王戦」やそれに引き続くTrickstarへの協力など、生徒会側にとっては一見不利になるのでは?という行動をとることも少なくなく、蓮巳も一時引き抜いた真緒のTrickstar復帰を黙認している。彼らや「紅月」の面々をとおして、「生徒会≠悪」という、イベストやメインストーリー全体の振り返りに欠かせない視点を得た転校生も多いのではないだろうか。


そんな2人だが、「紅月」が1年前の「最初の革命」に大きく関わりを持つユニットであるという都合上、関連ストーリーには追憶編が多くなる。いずれも必読とはいえ、こころして読んでいただきたい。


■追憶 マリオネットの糸の先

■追憶 それぞれのクロスロード

■追憶 流星の篝火

■栄冠 誉れのフラワーフェス

■なりきれ! 灰かぶりの大舞台

■躍進! 夜明けを告げる維新ライブ(一部追憶シーンあり)

■挑戦! 願いの七夕祭

■決別! 思い出と喧嘩祭

■スカウト コミックワールド

■十五夜 玉兎跳ねるムーンライト

■スカウト 花札

■太神楽! 祝いのニューイヤーライブ

■Rail  雪舞う冬の猫と椿列車

■スカウト 拳闘の四獣

■衝突 思い返しの返礼祭

■温故知新/継承の御前試合

■一戦!矜持示す天下布武

■『SS』編/2nd Stage サブマリン


なお、イベント「決別!思い出と喧嘩祭」ストーリー内において、本人たちの口により夫婦と明言されてしまった。おめでとうございます。


関連イラスト編集

センシティブな作品あんスタ 詰め合わせ2

あんスタ腐ログ 4


ストーリー概説(ネタバレ注意)編集

「紅月」、昇る(1年前)編集


■「追憶 それぞれのクロスロード」(イベスト・一年前の春)


「言い方が悪かったな。真面目に正面から、熱弁されて説き伏せられたんだよ」

「蓮巳の言い分はかなり青臭ぇけど、俺ぁ嫌いじゃねえぜ」


夢ノ咲学院が腐敗していた一年前、学院の改革を目論む蓮巳は、その計画に朔間を巻き込もうとする過程で鬼龍と出会う。中学時代の不良から脱却したいと思いつつも、学院の雰囲気に馴染めない鬼龍。

そんな鬼龍に蓮巳はある提案をする。


後に紅月を結成する3人が時系列順では初めて邂逅するストーリーであると同時に、それぞれの性格と考え方がはっきりと表れる一編でもある。

ルール違反ならばそもそもルール自体を変更しようとする大胆さを持ちながら、どこか抜けてもいる、面倒見の良い蓮巳。

力しか取り柄がないと自嘲しながらも、真正面から取り組むものへの助力は惜しまない義理堅い鬼龍。

真っ直ぐな刀のように、偏見なく二人やアイドルに憧れる神崎。

蓮巳の計画は失敗するが、ここから紅敬の、紅月の物語は始まっていく。



■「追憶 マリオネットの糸の先」(イベスト・一年前の春)

「んだよ、うるせぇな…。『紅月』だか餅つきだか知らねぇけど、勝手にやってろ。てめぇの事情にまきこむなよ、何度も言ってるけどよ」

「じゃあな、てめぇはひ弱なんだから無茶すんなよ」

「(あぁ、もう。面倒くせぇな、毎日毎日……。カノジョか、あいつは?)」


登場は鬼龍のみだが、この台詞が他を補って本項目に乗せるべきという判断に至る一話。

クロスロードから少しあと、紅月が立ち上がろうとするその直前にあたるが、蓮巳は鬼龍に何度も依頼をしているらしい。しかも鬼龍本人は「自分が厳つい見た目で、生徒会に「力」が欲しいから」勧誘しているのだろうとしか思っていないという、とんでもない鈍感さを見せる。その後、どう紆余曲折があったのか鬼龍は紅月に加入する。(なお、この辺り発表当初はイベストの時系列に様々な推定が生じた)



■「追憶 流星の篝火」(イベスト・二年前~一年前の秋)

「罪を犯しちまったから、俺たちゃどっちも地獄行きが確定だ。だったら、うろうろ迷って時間を無駄にすんのも馬鹿らしいだろうがよ。せいぜい花火みてぇに派手に生きて死んで、一緒に地獄の釜で茹でられようぜ」

「その時熱湯で洗い流すからよ…今は、とことん血にまみれてやるよ」


「俺はまだ未熟だが、独りでないなら戦える。どんな神仏だって殺せる、人間の力を見せてやろう」

「はは、なかなか罰当たりなことを言うじゃねぇか、寺の息子。そういうところ、嫌いじゃないぜ。普段は小難しい理屈ばかりこねくりやがるくせに、ちょっとうれしいことがあるとすっかりそれがふっとんじまうところも」

「青臭くて、つまりガキっぽくて……放っておけねぇな♪」


生徒会による五奇人「討伐」――「最初の革命」の舞台裏を物語るストーリー。その物語は、あえて「大衆」の悪意を表出させ、いじめと同じメカニズムであることをわかって行う、紅月の面々にも痛みと血をもたらす痛々しいものだった。


このストーリーについては多くは語れない。だが、紅月がなぜ「一蓮托生」と呼ばれるのか、なぜ鬼龍と蓮巳が共に歩むのかを語るストーリーである。


月は昇って(春~夏)編集


■「メインストーリー第1部」(春)

「てめぇが『そうしたい』って思ったんだろ、それでいいじゃねぇかよ」

「いずれ全員それって最高のパフォーマンスを発揮するTrickstarを、正面から我ら『紅月』が打ち倒す。その前につまらぬ理由で消えてもらっては困る、それだけのことだ」

「へへっ♪いいねぇ、てめぇも男だねぇ」


「最初の革命」を経た夢ノ咲学院。英智が体調不良のため活動が休止しがちなfineを補うようなかたちで、実力を持ってナンバー2となった紅月だったが、生徒会を「絶対の正義」と演出した反動は大きく、ドリフェス制度の形がい化などの問題が山積していた。そんな中、その革命の遺産――竜王戦を巡り発生した騒動が、Trickstarによる「革命」に向けた一つの歯車を回すことになる。


執筆順では最初のストーリーに当たるこのストーリーだが、冒頭の台詞はとある事情でTrickstarの一人の復帰を黙認した蓮巳に対して鬼龍が投げかけたやり取りの一部である。どうしても理屈をつけずにはいられない蓮巳と、それをからかいつつもなんやかんやでついていく鬼龍という、この二人の関係性が見える1シーンである。


関連項目編集

紅月(あんスタ) 蓮巳敬人 鬼龍紅郎

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