概要
赤地は中華人民共和国を、白く描かれたバウヒニアの花は香港を、同時に紅白の2色は一国二制度を象徴する。全体として、中国の不可分な一部分である香港が中国に抱かれ繁栄発達する様子を表す。五つの雄蕊の星は、五星紅旗に由来し、香港人の愛国心を意味する。
香港特別行政区基本法第10条は区旗を「五星花蕊紫荊花紅旗(五星雄蕊のバウヒニア赤旗)」とし、「區旗及區徽條例(区旗区章条例)」がデザインの詳細な規格を定めている。
香港人を対象にしたデザイン公募など3年間の活動を経て、1990年2月16日の香港基本法起草委員会第9回全体会議において、34票対15票で何弢によるデザインを草案として採用し、全国人民代表大会の正式決定を経て、基本法に書き込まれた。1996年8月10日香港特別行政区準備委員会第4回全体会議で暫定使用方法が可決され、1997年7月1日の香港返還をもって関連法規が発効、返還式典で初めて公式に掲揚された。
関連タグ
・香港
・五星紅旗