彼の視界に入ったものは、みな、終末の時を迎える。
効果
終末の監視者ジ・ウォッチ |
SR 水文明 コスト10 |
クリーチャー:アウトレイジMAX パワー12000 |
T・ブレイカー |
このクリーチャーが召喚によって出た時または攻撃する時、クリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。 |
相手のクリーチャーが出た時、または相手が呪文を唱えた時、ターンの残りをとばしてもよい。 |
概要
『絶対王者!! デュエキングパック』にて登場したアウトレイジMAX。
コスト10と重いが、召喚時、または攻撃時にクリーチャーを2体までバウンス可能。
そして、相手をターンスキップで追い詰める、凶悪なロック効果を内蔵している。
召喚時に関してはゼニス様な感覚で使え、種族から無限皇ジャッキーで踏み倒し可能。
しかしその場合、スピードアタッカーが無いので、バウンス効果をすぐに使えない欠点がある。
後述のロック効果との噛み合いが強い為、できればバウンス効果は早めに使いたいものの、そうなるとコストの重さが気になる。
初収録された当時は、その重さから使い勝手が悪い、と思われていたが、現在では流星のガイアッシュ・カイザーの登場で風向きが変わる。
凶悪ロック効果の展開も、ガイアッシュでコスト6になれば無理なく狙える。
そして、最大の特徴であるターンスキップ効果。
相手がクリーチャーを出す、または呪文を唱えると、その後にターンを強制終了させる凶悪効果。
早めに出せる様になったので、その影響力は凄まじく、一発でこのクリーチャーを除去できなければ、相手は手も足も出なくなる。
自分が攻めるタイミングの場合、クリーチャーが出れば、ターンプレイヤーとしての権限から、効果を使う前にこちらのスキップ効果を処理できる。
欠点として、ターンに関係なく呪文効果には割り込めず、またクリーチャーや呪文以外のカードタイプには対応しない。
この点は完全不明のロック効果に軍配が上がる。
こちらは種族面や、前述の自分ターンでも使える点で差別化可能。
Dの機関オール・フォー・ワンから踏み倒す事も可能で、SSS級天災デッドダムドから繋げばかなり楽。
注意点として、S・トリガー、S・バック、サバキZ、G・ストライクが複数枚使用宣言された場合、それらをすべて解決してからターンスキップが可能。
ルール上、これらの能力は誘発型能力より優先して処理する為である。
逆に誘発型能力、「〜した時、〜する」という効果の場合は逆。
ニンジャ・ストライク、革命0トリガー、鬼エンド等が複数枚使用宣言された場合、そのうち1枚でも解決された時点でターンをスキップでき、他の登場時効果を無力化できる。
総じて、コストの重さを工夫すれば、説明不要なレベルのロックカードと言える。