概要
プロフィール
人物
画眉丸の妻の本名。彼女は石隠れの長の八番目の娘として生まれ画眉丸のもとへ嫁いだ。凛々しく可憐、そして芯の強き良き妻であり、画眉丸の心を支えた。イメージカラーは向日葵色。
石隠れの女子は幼い頃に適正を見られ忍か子供を産む役割かに振り分けられるが、彼女は後者として判断され、女性として普通に生きることを諦めさせる為に顔の右目元を焼かれる。しかし彼女の強い心は画眉丸との普通の暮らしを望み、がらんどうだった画眉丸の心を次第にほだして彼の生きる目的となる。本編は、そんな心を取り戻した画眉丸が彼女と再会するために仙薬を探しに行く物語である。
優しげでおっとりしているように見えるが聡明でしっかり者でもあり、世間知らずな画眉丸に怖れず接しながら礼儀などを教えた。石隠れの女性は忍でなくとも体術の修業はするので、栗の皮を素手で剥くなど常人以上の力はある。
栗ごはんが好き…というより「普通」の象徴として好きになろうと努力した。彼女もまた「普通」を得るためにもがく一人である。
「どんな時も“普通”を守りましょう、人として夫婦になれるように」
「貴方は“がらんどう”じゃない」