縣縊樹(Agataituki)が登場する異空郷についてはこちらからどうぞ。
概要
※ただし危険度や人類友好度等の評価などは作中登場人物の景里清良によるもの。
冥界には一定の人口が定められており、この人口を常に保つ必要があるため、死者が別の人間として転生して冥界を去ろうにも、自分に代わる後任の死者が冥界に入らなければ、転生の許可が下りない。縊樹は転生するために、自分の代替を求める「鬼求代」を毎日探し回っている。御山には中々人が立ち入らないため困っていたようだが、メモリーカードを通じて自機組達を御山付近に呼びよせ自身の鬼求代にするチャンスをうかがおうと思い、架空や5面ポジ等と結託。しかし、本当は自分のためだけの行動であり、メモリーカードをそれに利用していた...つもりだったのだが架空にはそれを見抜かれた上で、メモリーカードの話を広める役としていいように使われていたよう。
容姿
ぱっつんとした黒髪のロングヘアーで目元が隠れている。頭の右側に天冠をつけていて魂のような模様が書かれており、天冠の横には木の枝が飾られている。首元が隠れた襟に、途中で切れている首吊りロープを下げている。スカートは黒色で、袖先にはフリルがついてる。人間の足はなく、幽霊らしい足のようなものがある。
性格
自分勝手で小心者、狡猾で口上手。力では敵わない相手には下手に出て、人間などのひ弱な相手や、下手に出てくれる相手に対してはつけあがる。目上の人物に対しては敬語を使う。下についたふりをして裏で暗躍し、誰でも利用しようとする強かな一面も。口先だけは上手く、人を騙すことが好きで自身の嘘で慌てている人を見るのが楽しみの一つ。しかし、何かと几帳面で頼まれたことや自分がするべきことはたとえ後で裏切ろうとしている相手に頼まれたとしても完遂させる真面目なところも。
能力
首を括りたいと思わせる程度の能力
相手に取り憑き言葉などで誘導して首を括りたいと思わせる能力。これは彼女の能力というよりは、縊鬼という種族に多く見られる能力である。縊樹に囁かれると、特段理由もないがなんだか首を括りたいと思ってしまう。だが、相手がお酒を飲むとその効果はきれてしまうらしい。
チャームカード
名称 | 登場作品 |
---|---|
死符「トーデストリープロード」 | 東西霓晶窟 |
吊符「吊殺鬼と青木ヶ原」 | 東西霓晶窟 |
吊符「129条の首吊り縄」 | 東西霓晶窟 |
人間関係
5面ポジ
異変時に一度結託したのだが、狡猾でそこそこ頭が回るところを気に入られたのか、それ以来部下として5面ポジの元で使役されている。最初は嫌々だったものの最近では放っておけないのか、何かと積極的に面倒を見ているらしい。
備考
名前だが、縣→県の旧字で木にひもで首を逆さまにぶら下げている姿という成り立ちがある。縊→首を絞める、括る。樹→前の字と合わせて木のある場所で首を括るという意味になっている。