曖昧さ回避
概要
五帝の1人である帝嚳(帝夋)の数多くいる妻の1人とされる女神で、10個の太陽の生みの親とされる。
伝承によれば東南海の外、甘水の辺に彼女の国があり、そこに生えている“扶桑”という名の世界樹の下に住んでいるといわれており、神車を引きながら自身の子供たちを世話しているとされ、天を巡って疲れてくたびれて来た太陽を湯谷で洗っては扶桑の枝に掛けて干し、その輝きを蘇らせるという。
また一説には太陽の御者ともいわれており、羲和が御者を務める車が東の東谷を出発すると朝になり、西の虞泉に近づくと夕暮れに、蒙谷に入ると夜になると考えられていたとされている。