解説
我を忘れエスカレートする場合もあり、急性アルコール中毒やアルコール依存症に起因する病気の遠因となることも。
自棄酒のシチュエーション
フィクションでは登場人物の心の弱さを演出する場面として描くことが多いが、概ね図式が固まっている。暴飲するケースだけでなく、一人で無駄に長居するというケースも多い。
- 自宅で缶ビール
自宅に閉じこもって一人酒をする場合。だいたい大トラになる頃には数本空き缶が転がっている。
- 居酒屋やビアホールでビールを暴飲
暴飲する場合はだいたいジョッキビールが多く、だいたい連れ回された飲み仲間が呆れていたりする。
- 屋台で日本酒
男が気心の知れた仲間や店主に対して。中年男性の悲哀が醸し出されるが、上京しうまく行かない若者の心の逃げ場として描かれるケースも。
- バーでウィスキー
男が一人で呑む場合。サラリーマンの悲哀がにじみ出る。その場合はだいたいスクエアグラス+ロックである。
- バーでカクテル
対して女が一人で呑む場合。その場合はだいたい視覚的にワインと差別化を図るため、カクテルグラスにチェリーが一つ浮かんでいる演出が多い。