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概要編集

『芸人交換日記』は、放送作家鈴木おさむによる小説。

架空の無名のお笑いコンビの生活と葛藤を主人公2人の交換日記形式で描いた作品。交換日記という形式は、鈴木が普段夫婦で交換日記を書いているということ、また、朗読劇『LOVE LETTERS』の芸人版を作りたいということから着想を得た。作中では、実在する数多くの芸人の名前が出ることでも話題になった。


作者の鈴木がお笑い業界にも詳しいだけあって、この作品の中では売れっ子芸人とそうでない芸人たちの落差(番組の出演者と前説の間での、楽屋やスタイリストや送迎の有無といった待遇の違いなど)や芸人世界の厳しい現実が克明に描き出されている。そのリアリティ描写も高評価されている。

一方でお笑いコンビキングコング西野亮廣は自身のTwitterで「『芸人交換日記』なんて、ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」とツイートし酷評したが鈴木おさむから『都合よく乗っかる芸人』という言い方は悲しいという返信を受け自身の非を認め謝罪した。西野は鈴木おさむや同作の舞台で主演したオードリーの若林に謝罪の手紙を送ったが、その際に自身の出版した絵本『えんとつ町のプペル』を添えてきており、若林は苦笑したとの事。


これまで舞台化と2度の朗読劇化、内村光良監督・脚本による映画『ボクたちの交換日記』というタイトルでの映画化がメディアミックスとして展開されている。


登場人物編集

イエローハーツ編集

甲本と田中による鳴かず飛ばずの漫才コンビ。映画版では、コント師の「房総スイマーズ」に変更されているが、これは内村が漫才を苦手としていたため。(そもそもウッチャンナンチャン自体ショートコントを主体としたコント師である。)


※キャストは「舞台/映画」の順で記載。


ボケ及びネタ作り担当。もともとはイタリアンシェフ志望だったが、甲本に強引に誘われお笑いの道に引きずり込まれる。ビデオレンタルショップ「TSUTAYA」でバイトをしながら生計を立てるも、将来には不安を感じている。内気で人見知りが激しく、後輩からは「ケチ」と噂される。


ツッコミ担当。高校の文化祭で「お笑いをやろう」と田中を誘い房総スイマーズを結成する。お笑いで天下を取るという夢を持ちながらも、30歳を迎えて無職、借金300万円、ヒモ生活と崖っぷち。お調子者で見栄っ張り、少し空気の読めない所がある。もう一度お笑いに希望を託し、交換日記を提案する。


関連タグ編集

鈴木おさむ 小説

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