概要
アクションゲーム『龍が如く』シリーズの、主人公とジャンルを一新した『龍が如く7』に登場する東京都知事・青木遼と元ヤクザの主人公・春日一番のBLカップリング。
作品の投稿の際には「腐向け」もしくは「腐が如く」タグとの併用を推奨。
※以下ネタバレ
「俺は昔 あの人を『若』と呼んでた。そして若に俺は『イチ』と呼ばれてた」
ヤクザ時代に荒川真斗から下僕のように扱われていたイチは、十八年の間に姿を変えた彼の正体を一目で見抜く。
売られた喧嘩を買うため、若の部下である小笠原に元カノマウントをとりながら尋問。
若との接触を試みるが…
「今夜乙姫ランドに一人で来い。俺も一人で行く」
再会を果たした若から真夜中のソープランドに呼び出され、交渉決裂した瞬間ハメられるイチ。
罠を予期していた仲間の助けで脱出し、自分を匿ってくれた異人町を壊そうとする若を止めようと奔走する。
「だから俺は 若の目を覚まさせてやります…」
兄弟喧嘩の末、全ての始まりであるコインロッカーの前に行き着く二人。
序盤からひた隠しにされていたイチの若への思いはここでようやく吐露されるが(このシーンのムービータイトルは「大切な人」)、若がイチに抱いていた思いはついぞ明言されなかった。
関連情報
龍大全2
『龍が如く7』発売の1年2ヶ月後に発行された龍が如く人物録『龍大全2』にて相関図が掲載。
春日一番から荒川真斗への矢印「暴走を阻止」に対し、真斗が彼に向けていたのは「愛憎」であった。
各キャラクターの関係性が行動で表現される中、公式直々に感情バレされる都知事。
電撃PS
電撃プレイステーション685号の開発者インタビューによると、「近いけれど遠い」関係性を表現するため2人のエピソードはあえて絞られたとの事。
続編での公開に期待。
製作総指揮コメント
2023年12月 公式長時間配信(アーカイブ無し)より抜粋
天童と若
牛沢さん「若に仲間はいなかったんですよね。これはやっぱ一番との差が」
「でもまあだから一番だけなんだよね、仲間は」
最後の戦闘
大塚さん「信頼しあってたのになあ」
「いやでもまあ、結局最後この後見れば分かりますけど、ここしか友達はいないんですよ。この二人は」
荒川真斗敗北
「まだコイツはねえ、そんなに簡単な…。まだですよ。こんなんでやめてるくらいならとっくにやめてる覚悟はあるんですよね」
人質
「あったんですよ、ここをラストシーンにするのか先に一個作るのか。ただ、どうしても一 一でやらしたかったんだよね。だから一回説得がきかないって風にした」
昔から好きになれねえんだよ
「若の気持ちも分かるんだよな、話作った俺が言うのもなんだけど。お互いの嫉妬なんですよねこの話って。自分に無いとこが欲しい人と、ね。全部を持ってる人ってやっぱいないので」
「(諦めが肝心と思える足立さんみたいな人は大丈夫、事件起こさない)ここまで色んなものに執着する人間ですからね、若は」
コインロッカー
「頭バンてつけるのも当初(絵コンテ)には無いんですよ。全部何回もやる中で、この台詞を言うとどうなるかってので体を作ってそれに後から声をつけて」
「これも顔はたぶん見れないだろうって、最初は見てるんだけど」
「放っといてくれって言う人ほど、放っとけないんですよ。放っとけない人ほど放っといてくれって言うなあとは昔から思ってて。そういう関係性なんだと思ってて若と一番て。あと、二人で一人の人間だと 分身だと思ってるんです。若ってたぶん一番のこと自分と思ってんじゃないかと、これ結構開発の時から俺言ってるんだけど。一番も若のこと自分だと思ってる。だから放っとけないんですよね。で、若も一番のこと放ってるんですけど放っといてないんですよね実はこの話を通じて見てると。手出ししてるんです」
「荒川の親父は息子を止めらんなくて、そこを一番に助けて欲しかったんだけど。荒川の親父さんは分かってるんです。二人が一つだっていうのが」
「一回じゃ変わり切れない。最後はもう泣いて拝み倒すってのが一番ぽいなと」
「目は見れないから。たぶん一番見たら撃っちゃうか泣いちゃうかの2択になるから、目線を合わせずに ここで見ろって 全部指定して」「一番側は最初見てるじゃん、ただ単に。そっからがすごかったね三元(モーションアクター)のね」
中谷さん「ブース入って座った瞬間にフッて降りてきたんですけど。ここで俺が嘘を言ったら若は自分の頭を撃ち抜いて死ぬか俺撃たれて死ぬ、けど、一番て自分が撃たれても別に何の恨みもないじゃないですか。でも若が自分で自分の目の前で頭撃ち抜かれたら、一番も生きていけないと。これはいちばんそうなっちゃいけないと思って、あのお芝居になったんですよ」
関連タグ
『龍が如く維新!極』では若は勝麟太郎、イチは春日一之丞(隊士カード)として登場。カップリング名は勝一となる。