概要
漫画「黒子のバスケ」の登場人物、無冠の五将の一人である洛山高校バスケ部、葉山小太郎とキセキの世代の一人である洛山高校バスケ部主将、赤司征十郎のカップリング。
両者共にバスケの技術力は非常に高く、無冠の五将とキセキの世代という因縁の組み合わせなのだが、原作において会話シーンは非常に親しげなものが多い。
無邪気×強かな性格の組み合わせであると同時に年上×年下でもあるため、下克上要素が少なく、年の差ならではのシチュエーションも数多く存在する。
余談だが、葉山が原作にて一番初めに呼んだ名前は赤司である。
他にも積極的に葉山が赤司に対して話しかけていたり、それに受け答える描写は登場した回全てを通して多く見られる。
また、両者詳しいことは明らかにされていないからこそ、今後にも期待が高まっている組み合わせである。
身長差は7cm。
原作での描写
洛山対秀徳戦
第176Qでは葉山が宮地に抜かれ点を取られた際「ちゃんと返すから!怒んないで赤司!!」「…ならばいいが、やる気がないなら交代してもらうよ」「ダイジョーブ!!」というやり取りがあり、赤司は葉山のことを見込んでいたためか強制的には交代させず、葉山も赤司に対して安心してほしいと言わんばかりに微笑ましい笑顔を見せた。
後に葉山はその通り目に見えないほどのドリブルで圧倒させ、赤司は「ボクが直接手を下すまでもない」と緑間に対して発言している。
第180Qでは「赤司がついてる以上どうやったってムリッしょ…!」と葉山から赤司に対して厚い信頼が寄せられていることも分かる。
第181Qでは赤司がチーム全体の緊張が緩んだことで「ならばいっそ差など無くしてしまった方がまだマシだ」と自分のゴールへ自殺点を入れ、主将としての真意を告げ
「両の眼をくり抜いてお前達に差し出そう」
と発言し会場内を騒然とさせた中葉山は
「何言ってんだよ赤司!そこまですることねえだろ!」
と赤司へと訴えかけた。
葉山は決して赤司はそんな冗談を言うことはしないと分かっていて、赤司を止めたのだろう。
それは赤司本人を心から大切にしている証拠でもあり、もし葉山が少しでも赤司に対して恐怖心や憎悪を抱いていたのなら、こうして止めることもしなかったはずである。
誠凛対海常戦
第195Qにて観戦に来た洛山バスケ部。
試合中とも全く変わらず親しげに会話をしているシーンが多く見られた。
だが、葉山と赤司の席は一つ離れていて、それでも葉山は二人に挟まれて座っていた実渕が困り顔なのもお構い無しで、身を乗り出してまで赤司に話しかけていた。
((葉山赤司のこと好きすぎだろ…))
また、197Qでは「スッゲー今のでも止められないのかよ!?」と言った葉山に対し、これまた一つ席が離れている赤司が「……止められないだけならばいいがな」と答えている。
第197QNG事件
先程の台詞を赤司が発言した際「…止めらるれないだけならばいいがな あ」(らるれ…!?赤司がかんだ…!!そんでちっちゃく「あ」って言った…!!)と台詞を見事に噛んでいる赤司に驚きつつ突っ込みを入れる葉山。
これにより今まで「葉山って赤司の言うことほとんど聞いてなさそうだな…」と薄々思っていた一部葉赤クラスタに衝撃が走る。
全て聞いていたどころかちっちゃく「あ」と言ったのも聞き逃さなかったのだ。
ただでさえ声が通りにくい会場内、それも一席離れていれば聞き取ることも至難の業だろう。
そしてこの驚き様、葉山がどれだけ赤司のことを気にしているかよく分かる一コマである。
美味しい展開本当にありがとうございます…。