概要
伊賀鉄道伊賀線が乗り入れる、単線一面一線の地上駅であった。
かつては相対式ホーム二面二線を有する交換可能駅であったが、その後一旦休止され、再開業時に単線化されたとされる。
近くを近鉄大阪線が通過するが、同線にはホームはなく、伊賀線の単独駅であった。
その後、当駅を含む伊賀線の伊賀神戸駅〜西名張駅の部分廃止が行われた際に大阪線上に移設され、桔梗が丘駅となって現在に至る。
歴史
- 1922年7月18日:伊賀鉄道(初代)上野町~西名張間の開業時に同時開業。
- 1926年12月19日:伊賀鉄道(初代)が伊賀電気鉄道に社名変更。
- 1929年3月31日:伊賀電気鉄道が大阪電気軌道に吸収合併され、同社の伊賀線となる。
- 1931年9月30日:大阪電気軌道が伊賀鉄道を参宮急行電鉄に譲渡。
- 1941年3月15日:参宮急行電鉄が大阪電気軌道に合併され、関西急行鉄道が発足。同社の伊賀線となる。
- 1944年6月1日:関西急行鉄道が近畿日本鉄道に社名変更。
- 1945年6月1日:近鉄大阪線と競合するため、戦時中の不要不急駅として一旦休止。
- 1946年3月15日:関西本線に直通する貨物列車のため営業再開。
- 1964年10月1日:伊賀線伊賀神戸駅以南の部分廃止に伴い、大阪線上に移設。名称を桔梗が丘駅に変更。