藪谷メノウが登場する異空郷についてはこちらからどうぞ。
概要
種族 | 妖怪 |
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二つ名 | 幻惑のイカサマ師(彼) |
能力 | 主に催眠術を扱う程度の能力 |
主な活動場所 | 幽境邸・自然の庭・東雲神社 |
危険度 | 極高 |
人間友好度 | 最悪 |
誕生日 | 6月25日 |
身長 | 173cm |
嘘テーマ曲 | 絡繰の感覚的幻想世界〜Fake dream |
※ただし危険度や人類友好度等の評価などは作中登場人物の景里清良によるもの。
容姿
薄紫色の髪の毛を横にまとめて青緑色のリボンで結んでいる。黄緑色の鋭い目と胡散臭い笑顔が特徴である。中国風の水色と紺色を基調とした服を着ている。怒ったり感情が昂ると黄緑色の瞳が一層怪しく光る。結構美人である。
性格
天性のイカサマ師で、嘘つきのペテン師。狭霧鶯に次ぐ、いつもニコニコしている胡散臭い人。他人の心を操り、欺くのはお手の物。相手の心につけこみ、責め立てたり、心を揺さぶったりと精神攻撃も得意である。彼女の性格故、彼女の言葉が嘘か真かは分からないが、本心を言ったところで胡散臭くて本心に聞こえない。表面上は誰にでも敬語で(実際は敬語とタメ口が混ざったような喋り方だが。)、紳士的な態度や可憐な仕草をするためつい心を許してしまいそうになるが、心を許してしまえば彼女の思わく通りである。しかしたとえ心を許さぬよう警戒していたとしても、彼女の能力の前には無力であるのだが。怒ると敬語は消える。以外と真面目で常識的な一面もある。ただし、裏では残酷かつ冷徹、冷酷な性格であり、かなり計算高く小細工も得意とする。相手を自身の能力で翻弄することが好き。純粋な身体能力、力もあり、特に頭脳はズバ抜けており、頭脳明晰かつ狡猾で彼女と互角に渡り合える者はごくわずかにいるが、彼女を完全に封じるとまではいかないので、面倒くさい存在であり、他の人達から出来るだけ関わりたくない相手として認識されている。自分のことを美人で頭がいいと言っている(実際美人で頭がいいのだが)。自分勝手で相手の事情もあまり考えない。欲望に忠実。彼女は人より頭の回転が早く、機転が良く効く。表面上には出さないが、自分以外の人達は大体見下している。自分より能がなく、立場的に下の相手や部下に対しては、厳しい態度を崩さず、冷たい言葉しか投げかけない。
能力
主に催眠術を扱う程度の能力
催眠術を持ち入り、相手の精神を支配することができる。この能力のおかげで、さとり妖怪相手でも嘘がばれず(自分が嘘をつかないと思い込ませられるため)、相手を自分の意のままに動かすことができる。暗示をかけると相手は様々な幻覚が見え始めてしまう。「主に」とついているように、彼女は催眠をかける上で、意識、精神、幻覚も操ることができる。彼女のペースに持っていかれると催眠から逃れるのはほぼ100%不可能だろう。そうならない様に気おつけていたとしても、いつの間にか催眠状態に入っていることがほとんどだが。因みに催眠にかけられた相手は自分がいつ催眠にかかったかを思い出すことはできない。
手品
魔術や奇術をもちいった手品が上手く、浮遊や読心術、トランプマジックも朝飯前である。読心術に関してはさとり妖怪ではないので百発百中とはいかないが、結局催眠をかけ、自身に真実を吐かせればいいので問題ない(手品的には問題有りだが)。
バックストーリー
昔の彼女(-0版)は、異空郷が作られる前から生きており、妖怪の中でもトップに入る強さを持つため、鶯と共に名を馳せていた。そしてある日、鶯が異空郷を作りだそうとする。メノウは異空郷を作るのに反対していたが、彼女の意見に耳を傾ける者は一人もおらず、認められなかった。その後、鶯や異空郷を生み出した相手を恨み、鶯達を裏から消そうとしたが、本人より異空郷を壊した方がダメージを負わせることができると考え、母親が亡くなり戦い方などを教える相手がいない枇文(-0版)を見て、枇文の結界に関わる能力を利用するた彼女の師匠となった。
最初の内は枇文は良いとも言えないが悪いとも言えないような修行結果であったが、枇文が叱るより褒めた方が伸びるタイプと判断し、アメを与え続けた結果、枇文はあった頃より強くなり、それと共にメノウに凄く懐いた。メノウも本来の目的から逸れるようなことはしたくなかったのだが、純粋な心で接してくる枇文を見て、ただの利用するためだけの弟子という名の駒ではなく、正式に自分の弟子として迎え入れることにした。しかし、それからしばらくして自分の異空郷を壊すという思惑が枇文にバレ敵対視されてしてしまう。その後仲は悪くなったものの師弟関係はしばらく続いた(ここまでが-0版時代)。
本人は少しショックだったようだが、然程気にもしていないようで、異空郷を壊すこともまだ諦めていない。今は弟子大好き妖怪と化し、枇文のことを一方的に弟子といい、自分を師匠と名乗り反応が面白い故、からかったりちょっかいをかけに行ったり、枇文の邪魔をしに行ったりしているのだが、本人にその気はなく、ただ話したいだけらしいが中々に自分勝手である。しかし、戦いのアドバイスをしたり、神社の家事を手伝ったりと勝手にやってるとはいえ師匠らしい一面も見える。今でも枇文を自分の元に連れ戻すのを諦めていない様子。
枇文の修行中に押し入り、勝手に自身の邸宅へ連れて行き、枇文を縄で縛ってまでしてお茶会をしているのだとか(本人に悪気は全くないし邪魔をしているという実感もないので余計達が悪い)。
枇文が嫌がったりしていても恥ずかしがってるだけと捉えるおめでたい頭である。ちょっとの暴言では怒らないが、昔のことや鶯より劣っていること、自身を貶されたり煽られたりすると枇文相手でも(少し怒り方が違うが)普通に怒る。枇文はメノウの様な性格にはなるものかと今の性格になったのだが、時々メノウの性格を反映したような行動や発言をすることもある。枇文は異空郷を壊すことをやめてくれればメノウと和解するつもりがちょっとはあるらしい。
チャームカード
呪術「トリッキートリック」
技法「セカンドディール」
偽法「マグネティック・グラサイ」
重符「シェイヴド・ダイス」
催眠「ヒプノティズムイルージョン」
魔術「マゲイア・ペテン」
幻薬「エンジェル・ダスト」
手品「カップ・アンド・ボール」
奇術「ビザー・マジック」
妖術「狂言散楽」
切札「パケット・トリック」
幻想「パーフェクトイリュージョン」
金華「自由の女神像の消失」
手品「アンビシャスカード」
手品「ウィングド・シルバー」
現術「マイザーズ・ドリーム」
復元「リストアカード」
貫通「万里の長城の通り抜け」
通符「クレイジーマンズ・ハンドカフス」
読心「アウトオブサイト・アウトオブマインド」
予言「オープン・プレディクション」
幻符「天覧奇術」
鉄則「サーストンの三原則」
隠法「シークレット・ムーブ」
技術「フラリッシュ・トランプ」
変化「スペルバウンド」
余談
両利きで手先が器用。大体なんでもやってのけてしまうのだが、その中でも彼女は料理を一番得意とする。餡蜜が大好物。
三次創作
異空郷でのCP
東雲枇文(メノヒフ)・・・バックストーリーに書いてある通り元師弟関係である。良くも悪くも枇文とは深い関係にあり、枇文の性格や人柄考え方にも大きな影響を与えている。因みに枇文の身につけている青緑色のリボンはメノウの髪についているリボンの色と同じであり、メノウが枇文にあげたものである。