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曖昧さ回避

概要

日本の伝承に伝わる一反木綿の仲間だとされる妖怪

各地方に出没したとされるが、特に新潟県佐渡島に多々出没したとされる。


尚、本来“衾”とは綿入れ布団が普及される前に使われていた夜具蒲団の事で、このようなものが突然顔に覆い被さってきて目や鼻、耳などといった五感を塞いでしまうといわれている。


その大きさは大体が大きいといわれているが、中でも土佐(高知県)に出現する衾は恐ろしく大きいとされ、前後、左右、上下の果てがなく、むやみやたらに人を包み込んでしまう為、包まれた者は生きた心地がしないという。


もし衾に包み込まれてしまった場合は煙草を一服するか、心落ち着けてその場に座り込んでじっとしていれば、暫くすると消え去ってしまうといわれている。


また最初に述べた新潟県に出現するという衾は、大きさは風呂敷程しかないが、突然ふわりと飛んできて顔をくるんでしまい、そうなるとたとえ正宗のような切れ味鋭い名刀ですら切り捨てる事が出来ないとされる。ただし鉄漿(お歯黒の事)なら難なく嚙み切れるとされており、佐渡島では男性でも鉄漿を塗る風習があり、その風習は明治のころまで残っていたという。


余談

  • ピクシブ上では、これをモデルにしたと思われる『うしおととら』に登場したのイラストが多くを占めている。

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一反木綿 布団被せ 野衾 フクマカブセ 日本妖怪 妖怪

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