概要
調査任務 銀河鉄道太平記とは、DMMGAMES「文豪とアルケミスト」で開催されたイベントである。
後述の2018年12月19日から2018年12月31日まで開催された「調査任務 銀河鉄道太平記Ⅱ-水の惑星より愛をこめて-」との二部構成になっている。
調査任務「銀河鉄道太平記」
直木三十五が白い本をアカとアオの元に持ってくる。
宇宙の世界を描いた白い本の中で映画を制作したらしい。
監督・演出は直木三十五、脚本に宮沢賢治、出演者は文豪たち。
自信満々の直木だが果たして映画の出来は……?
銀河を駆ける鉄道を巡る物語が、この夏幕を開ける……
※ゲーム内イベント案内・概要より引用。
概要
初回開催は2019年8月7日から2019年8月21日まで。
復刻開催は2020年5月5日から2020年5月19日まで。
あらすじ
直木三十五が、アカとアオに自主制作映画を見ないかと誘ってくる。
アオがどうやって映画を撮影したのかを問うと、白い本に話を書き、その世界を舞台にして撮影したのだという。
直木から映画のジャンルを聞かされて鼻白むも、取り敢えず見てみる事にするが……。
イベント報酬
ボス撃破時に一定数ドロップする切符を集めると獲得可能になる。
「銀河鉄道太平記」登場人物
- タキジ・コバヤシ(小林多喜二)
地球出身の青年。テロリストと間違われて宇宙警察に追われていた。
捕まりそうになった寸前で銀河鉄道の車掌であるケンジ・リンクスに助けられ、無期限の切符を渡された。
銀河鉄道の行き先である「水の惑星」への憧憬を持っており、憧れの惑星への逃避行を始める。
- ケンジ・リンクス(宮沢賢治)
「水の惑星」に向かって旅をする銀河鉄道の車掌。
地球で宇宙警察に追われていたタキジを助け、何処にでも行ける「無期限の切符」を手渡す。
彼がタキジを助けたのには、何か理由があるらしいが……。
- シキ司令官(正岡子規)
銀河鉄道の司令官。実は元宇宙海賊の武闘派。
宇宙警察の刑事コンビを撃退した後、タキジを銀河鉄道の乗務員にスカウトする。
- ドラコネス・ダストリバー(芥川龍之介)
銀河鉄道の乗務員。
乗客への検札など、乗務員としての業務を淡々とこなしている。
「調査任務 銀河鉄道太平記Ⅱ-水の惑星より愛をこめて-」終盤の回想で、台本に『腹に穴があくがアンドロイドなので無傷』と書かれていて、撮影する内にアンドロイド設定が没になってしまった事が判明する。
- ホーメイ・ロックフィールド(岩野泡鳴)
銀河鉄道の乗客。
詩人であり『銀河鉄道からのラブレター』という作品が代表作らしい。
食堂車近くの座席を指定席にしており、お腹が空いた時に食堂車に忍び込んでつまみ食いをしている。
- ドッポ(国木田独歩)
銀河鉄道の乗客。
新聞記者で、銀河鉄道にまつわるある噂の真相を探っている。
- ユーゾウ・ソレイユ(山本有三)
宇宙警察の刑事。
マサオ・アガニとタッグを組んでいる。
タキジを追って銀河鉄道に乗り込み、タキジを逮捕せんと銀河鉄道の強制捜査を執行しようとする。
- マサオ・アガニ(久米正雄)
宇宙警察の刑事でユーゾウ・ソレイユの相棒。
「僕だってこんなことしたくないのに……」と言いつつ、タキジ達に向かって威嚇射撃をしている。
調査任務「銀河鉄道太平記Ⅱ-水の惑星より愛をこめて-」
直木三十五が再び白い本をアカとアオの元に持ってくる。
懲りずに再び白い本の中で映画を制作したらしい。
監督・演出は直木三十五、脚本に宮沢賢治、出演者は文豪たち。
前作の不評を覆す傑作だと自信満々の直木だが、
果たして観客の反応は……?
夢に見た水の惑星にたどり着いたタキジと、
銀河鉄道を待ち受ける運命とは……
※ゲーム内イベント案内・概要より引用。
概要
初回開催は2019年12月11日から2019年12月25日まで。
復刻開催は2020年9月1日から2020年9月30日までと、初回開催より少々長めに設定されている。
あらすじ
前回より意気揚々と白い本を持ってくる直木三十五に、素っ気ない対応のアカとアオ。
前作「銀河鉄道太平記」のあんまりの出来に、すっかりあらすじすらも忘れているアカだったが、会心の傑作なんだと主張する直木の熱意に絆されて、アオと共に前作の続編「銀河鉄道太平記Ⅱ-水の惑星より愛をこめて-」を一応見てみる事にするのだが……。
イベント報酬
前回開催同様、ボス撃破時に一定数ドロップする切符を集めると獲得可能になる。
「銀河鉄道太平記Ⅱ-水の惑星より愛をこめて-」登場人物
- タキジ・コバヤシ(小林多喜二)
本イベントシナリオの主人公。
シキ司令官のスカウトを快諾し、今作では銀河鉄道の乗務員として働いている。
憧れの水の惑星に到着したが「銀河鉄道のみんなと生きる」と決め、水の惑星を旅立った。
- タク・ボク(石川啄木)
銀河鉄道の乗務員。
金額は判然としないが、借金まみれらしい。
銀河鉄道の乗務員で唯一、小型船を操縦できる。
シキ司令官から「宇宙ギャングの出没情報を得たので、次の惑星に着陸する前に小型船で調査し安全を確認せよ」という命令を受けるが……。
- マオ・ボクスイ(若山牧水)
銀河鉄道の乗務員。酔拳の使い手。
タク・ボクとタッグを組んでいる。
- オダサク(織田作之助)
宇宙ギャング。
銀河鉄道に爆弾を仕掛けトレインジャックを敢行するも、知らぬ間に宇宙警察庁長官のドン・ジョンタオに爆弾を解体され、呆気なく逮捕された。
- ドン・ジョンタオ(中島敦)
宇宙警察庁長官。
虎拳の使い手で、爆弾を解体されてもなお抵抗するオダサクを瞬く間に制圧した。
銀河鉄道の旅路の安全を祈りつつ、逮捕したオダサクを連行していった。
余談
本作イベントの背景は「銀河鉄道の夜」がモチーフとなっており「アルビノオの観測所」「蠍ノ火」「南十字星」「天ノ川」「蛍」「竜胆」といった作品にまつわる単語が散りばめられている。
後に、DMMスクラッチ第二弾のB賞-1の景品としてブックカバーの柄になった。