ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

貫頭衣とは、布の中央に穴をあけ、その穴に頭を通すタイプの衣服である。貫頭衣は古代世界では広く着用されていた。古代ローマではトゥニカが上流階級の下着ないし下層階級の普段着として着用された。日本でも弥生時代には一般的衣服であった。現代まで生き残っている貫頭衣としては南米のポンチョがある。メキシコでは、女性の民族衣装としてブラウス・ウィピルが現在でも儀式に用いられる。巫女の上着として使われる千早も貫頭衣の一種とすることがある。


貫頭衣/チュニック着衣例

弥生時代の貫頭衣(狭義の貫頭衣)編集

弥生時代の女性の多くは貫頭衣を着用していたようである。魏志倭人伝には「婦人被髪屈、作衣如単被、穿其中央、貫頭衣之」と明記されている。ただし、当時の日本の織物は体の半分程度を覆う幅のものしか作ることができず、現代の千早のように左右の身傾を縫い合わせて首と両腕を通せるよう3か所を縫い残したものではないかと思われる。


卑弥呼の衣装も(飛鳥時代以降の巫女の前開きタイプではなく)貫頭衣を基本と想定されることが多い。pixiv内で調べてみたところ、無双OROCHIの卑弥呼が史実に近いと想定される「左右身傾あわせ貫頭衣」にもっとも忠実であった。

貫頭衣/チュニック(弥生時代)可愛い卑弥呼ちゃんにおまかせやっちゅ~ねん♪


関連項目編集

トゥニカ チュニック ポンチョ

ワンピース服

関連記事

親記事

衣装 いしょう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 851022

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました