概要
地域によっては小坊主とも呼ばれる四国の伝承に伝わる妖怪の一種。
座敷童の仲間で髪の毛と全身が赤熊(しゃぐま)の様な真っ赤な色をした子供の姿をしており、赤シャグマが住んでいる家は繁栄し、出て行ってしまうと没落してしまうといわれている。
また、細かい特徴や行動は地方によって微妙に異なっているが、概ね真夜中に仏壇などから現れて台所にある残飯を食べたり、家の住人が寝ているときに座敷で騒いだり、寝ている人の足の裏をくすぐって安眠を妨げたりするなどの悪戯を働くという共通点がある。
また、地域によっては家の中だけではなく野外でも騒ぎ立てるという。