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概要

"喰種"の捕食器官。普段は体内の『赫包』の中に収納されており、感情の高ぶりや反復練習によって皮膚を突き破り、武器として振るわれる。"喰種"の血中には『Rc細胞』と呼ばれる特殊な細胞が人間の10倍近く存在しており、これが『赫包』の中に蓄積され、赫子として放出される。

赫子は『羽赫』『甲赫』『鱗赫』『尾赫』の4タイプに分類でき、それぞれがじゃんけんのような形で四竦みの相性を持っている。性質上の戦略で相性がある様に説明する事も出来るが、相性が悪いタイプからの攻撃では回復が遅くなったりするなど、単純に毒の様な働きをするためでもある。

あくまでも『器官』というだけあって、硬化と軟化を繰り返しながら自在にうねり、多彩な攻撃が可能。本体以上の体積を持つ程度は序の口で、消化器官の一部として機能させたり、極まった個体は声帯と口を使って喋ったりもする。

手足のようにうごめき、爪や歯よりも頑丈になる赫子は"喰種"に対する有効打であり、これを流用して対"喰種"専用の武器が製造されてもいるが、実は"喰種"を倒すという一点に限って言えば赫子を使う必要はない。十分なパワーされあれば素手でも"喰種"を殺傷する事は可能なため、"喰種"の防御力を突破するのに必要な破壊力を最もコンパクトに得られる生体器官が赫子であるだけらしい。

別名・表記ゆれ

かぐね

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赫子
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