CV:堀江瞬
「――その先を、僕だって見てみたいんだ」
概要
本作の主人公。文蔵高校1年生。クイズ研究会に所属する競技クイズ初心者。
部活の新入生歓迎会で、クイズ研究会長・笹島の適当な指名に当てられて初めて早押しクイズを体験。真理の連続解答に圧倒される一方、問題の構造や解答のタイミングを徐々に理解し、高揚感を覚えていく。難問に華々しい即答を見せたことで、クイズばかの同級生・真理に見込まれ、大胆かつ執拗な勧誘と奇襲で、クイズ研究会の門を叩くことになる。他者と感情を共有する経験が少なく、知識を活かせる場として以上に、志を同じくするクイズプレーヤーたちの熱量に感化されていく。
華奢な体型や運動音痴をからかわれ、幼少期から図書館に入り浸っていた。本の虫であることを自認しており、文芸作品やノンフィクションに造詣が深い。一般教養も含めれば知識量は未知数だが、サブカルチャー関連の情報には疎く苦戦しがち。
内気で引っ込み思案、存在感も薄く、目立つ言動はなるべく控えてきた。追い込まれると集中力が研ぎ澄まされるタイプで、負けん気も強い反面、純粋にクイズを楽しむ感覚も持ち合わせている。体力がないため消耗は人一倍激しく、競技が終わるとふらつくこともしばしば。
宮浦高校の御来屋千智からのライバル視に刺激を受け、全国大会ともいえる「SQUARE」での対決を誓い合う。