概要
足立輝
8月19日生まれ
頭は悪いし、性格もそこまで良くない。
異性にもモテないし、一見豪気そうだが、
接してみると案外卑屈っぽい。繊細で面倒臭い為、
友達も少ない。大学浪人の19歳だが老け顔で毛も薄い。
髪は受験失敗直後に、初めて染めたが、
似合っているとは言いがたい。
女々しくも生花店でアルバイトをしているが、
動機はきわめて惨めだ。
――――単行本二巻より引用
家族構成は母と妹とあと一人いるが父か兄弟かは記述なし。計4人で暮らしていると思われる。
他6人と同様に、チェシャ鬼の手でワンダーランドに連れてこられた。
初登場時こそチェシャ鬼の手を引き降ろそうとしたり文句を言ったり宇藤に半ギレしたり威勢がいいような行動をとっていたが、上記のプロフィール通りヘタレなせいで混乱しやすいだけと思われる。
しかし各種事態が発展する糸口になったり、EPISODE_21(単行本4巻収録)から現実世界であづまと交流を持ち彼女の心を僅かに開かせるなど、決して無駄な存在ではない。
作中の活躍
世界鬼戦初夜にて世界鬼「奇怪鬼」に握りつぶされかけ、そこで「茎に無数の剣をたずさえたバラになってみたい」と念じたことで実体化を行う。これが作中初の実体化実践。
その後、他のアリスらの活躍で行動不能となった奇怪鬼に、最初に握りつぶされかけた恨みを込めてトドメを刺した。
第二夜、ワンダーランドにて母が死んだことを明かす。そして言い終えぬうちに二体目の世界鬼「自戒鬼」の落雷攻撃を受け戦闘不能になる。
第三夜にて、二夜の自戒鬼にトドメを刺した佐伯咲希がチェシャ鬼を問い質し世界鬼の関係と予備タンクシステムについてが明かされた。
これにより、母の死が「足立が奇怪鬼を殺したから母が予備タンクとして消費された」だということも判明。チェシャ鬼に泣き喚き怒りながら抗議するも、世界鬼「境鬼」の攻撃で腕を消し飛ばされた。しかも境鬼をあづまが瞬殺したため有耶無耶になる。
第四夜は、セックス依存で狂乱し宇藤・大倉・瀬木にセックスしようと詰め寄る黒江に完全スルーされ、直後に世界鬼「老獪鬼」の溶解液を顔面に浴びせられ戦闘不能になった。
老獪鬼はあづまによって倒されたものの、アルゼンチンのアリス「ペロ」に追い立てられて飛んできた世界鬼「飛んで火を出す夏の虫」が火球攻撃を放ち、既に戦闘不能で寝かされていた足立はなすすべなく火球に直撃された。
活躍してない
以上のように、初夜以降戦闘開始直後に戦闘不能になる。
戦闘が終わればそれぞれ現実に帰され、チェシャ鬼の質疑応答は戦闘前、あるいは戦闘中に殆ど行われる。
そして足立は最初に戦闘不能にされてから終了まで起きられない状態になりっぱなし。
そのため、何の活躍もしていないし、その夜に起きた出来事・判明した事などは一切聞けず知れず終いとなっている。
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