概要
迦陵頻伽とは、『聖伝-RG VEDA-』のキャラクター。
迦楼羅族の姫で、迦楼羅王の妹。儚げな風貌の美少女。とても姉思いの心優しい性格。自分の存在が姉の枷になっていることをいつも気に病んでいる。
いつもそばにいる「月光鳥」は迦陵頻伽の分身で命を共にしており、迦陵頻伽が死んだとき月光鳥も死んでしまう。
美声の持ち主で、天界一の歌姫と称されている。だが生まれつき病弱で、特別に空気が清らかで希薄な天空城(迦楼羅族の居城)の内でしか生きられない身だった。
だが、その歌声を欲した帝釈天の命令で、迦楼羅王の留守中にやって来た帝釈天の使いに無理やり天空城から連れ出されて病状が悪化。帝釈天の祭りの最後の日に、帝釈天から「そなたが歌わなければ迦楼羅王を罰する」と脅されて、瀕死の状態で大勢の前で歌わされた後に死亡。その遺体は帝釈天が飼っていた獣の餌にされた。
無理やり病状を悪化させられて亡くなった上に、遺体を獣の餌にされたという悲惨極まりない迦陵頻伽の死に様は、迦楼羅王に夜叉王の元に向かわせるきっかけになった。